目次
1.片方の腕がしびれる 痛みで疑うべき重大な疾患とは?
頭痛や片麻痺が伴う場合の脳梗塞/一過性脳虚血発作の緊急性を解説
片方の腕がしびれる 痛みで疑うべき重大な疾患とは?
もしかして「脳のトラブル」?見逃せないサインに注意
「なんだか、右腕だけしびれる感じが続いてるんです」
こういった訴えがあったとき、見逃してはいけないのが“脳”に関係する疾患です。
たとえば、**脳梗塞(のうこうそく)や一過性脳虚血発作(TIA)**といった症状では、片側の腕や脚だけにしびれや痛みが現れることがあるとされています。
これらは**“脳の血管が一時的または完全に詰まっている状態”**とされており、突然のしびれが片側だけに出た場合は、注意が必要だといわれています。
頭痛・ろれつが回らない・めまいを伴うなら要注意
たとえば、
- いつもと違う強い頭痛が出ている
- ろれつが回らない
- フラつく、立っていられない
- 表情がうまく動かない
といった症状がしびれと同時に出ている場合、脳の血流障害による異常が疑われることがあります。
こうした症状は、一時的におさまることもありますが、「たまたま」では済まないケースもあるとされています。
特に、一過性脳虚血発作(TIA)は“脳梗塞の予告”とも言われることがあり、早期の対応が求められるケースです。
何科に相談すればいいの?
こういった症状が見られたときは、できるだけ早く脳神経外科や神経内科に相談することがすすめられています。
ただし、深夜や休日などで迷った場合には、救急外来の利用も検討してよいといわれています。
整形外科での相談も選択肢ですが、明らかに脳からの指令が伝わっていないような場合は、脳の検査が可能な専門機関がより適しているとされています。
我慢せず、「いつもと違う感覚」に敏感になって
「ただの寝違えかも」「疲れただけかな」と思って放置してしまうと、取り返しがつかないことにつながる可能性もあると言われています。
特に、しびれに加えて**「動かしにくい」「痛みと連動して頭が重い感じがする」**といった感覚がある場合は、脳の状態を確認してもらう意義があるようです。
まとめ:一見“腕”の問題でも“脳”からきていることがある
片方の腕がしびれる症状は、肩や首など整形外科的な原因も多いのですが、「脳」の問題が隠れている場合もあります。
「しびれの程度」よりも「しびれ方」や「他の症状とのセット」に注目してみると、判断のヒントになるかもしれません。
万が一に備えて、専門機関で相談することもご検討ください。
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2.よくある原因:頚椎症性神経根症/ヘルニア
加齢・ストレートネック→首の神経圧迫。レントゲン・MRI、保存療法・装具・手術
よくある原因:頚椎症性神経根症/ヘルニア
首の神経圧迫が、腕のしびれや痛みを引き起こすことも
「片方の腕がしびれるって、どこかの筋肉が疲れてるだけかと思ってたんですが…」
そんなふうにお話しされる方は多いのですが、実は首の神経が関係しているケースが少なくないといわれています。
特に多いとされているのが「頚椎症性神経根症」や「頚椎椎間板ヘルニア」です。
これらは、首の骨(頚椎)のすき間が狭くなったり、椎間板が飛び出したりすることで、腕や指につながる神経が圧迫されて起こる症状とされています。
ストレートネックや加齢も関係する?
「特別なケガをした記憶はないのに…」という場合でも、実は日常生活の姿勢や習慣が関わっていることもあるようです。
たとえば、スマホやパソコン作業が長時間続くことで、**ストレートネック(首の湾曲がなくなる状態)**になりやすいといわれています。
また、加齢に伴って椎間板がすり減ったり、骨が変形したりすることでも神経が圧迫されることがあるそうです。
結果的に、首から出ている神経が圧迫されると、腕のしびれ・だるさ・痛みといった症状が出ることがあるようです。
検査方法と、検査後のケアについて
「実際にどうやって調べるの?」という疑問もありますよね。
まずは、レントゲン検査で骨の変形を確認し、その後MRIなどで神経への圧迫がないかを調べる流れが一般的だとされています。
圧迫が確認された場合、すぐに手術というわけではなく、まずは**保存的な施術(牽引や安静、姿勢改善、装具の使用など)**が行われるケースが多いといわれています。
痛みが強い場合は、痛み止めや神経ブロック注射なども組み合わせながら、症状の改善を目指す方針がとられることがあるようです。
「放っておけばよくなるかも」は注意
「ちょっと様子を見てみようかな…」という気持ちもわかります。
でも、しびれが長引いている、あるいは力が入りづらくなってきたという場合には、早めに相談することがすすめられています。
時間が経つほど、神経の回復に時間がかかることがあるとも言われています。
まとめ:腕の不調が「首」からきていることもある
腕や手のしびれが、実は首の神経の圧迫によって起きているというケースは、意外と多いとされています。
ご自身では気づきにくいこともあるため、「最近、片腕だけ違和感があるな…」という方は、早めに確認してみることがすすめられています。
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3.腕のしびれに多い胸郭出口症候群と末梢神経症状
動作による絞扼、腕を上げるとしびれる症状、手根管・肘部管など
腕のしびれに多い胸郭出口症候群と末梢神経症状
「腕を上げたらしびれる」は、胸郭出口症候群かもしれません
「上の棚に手を伸ばすと、腕がピリピリするんです」
こんなふうに話す方が実はけっこう多いんです。こうした動作にともなって出るしびれの原因として、**胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)**が関係していることがあるといわれています。
この症状は、首から腕へ向かう神経や血管が、鎖骨周辺で“絞めつけられてしまう”状態とされています。
なで肩の女性や、長時間パソコン作業をしている方に起こりやすいとも言われており、特に「腕を上げるとしびれが強くなる」という特徴が見られることが多いそうです。
手のしびれが続くなら、手首や肘の神経圧迫もチェック
「しびれがずっと指先に残っている」「小指側だけ感覚がおかしい」
そんな場合は、末梢神経が圧迫されている可能性も考えられるとされています。
代表的なのが以下の2つです:
- 手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)
→ 手首を通る神経(正中神経)が圧迫されることで、親指・人差し指・中指あたりにしびれが出ると言われています。 - 肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)
→ 肘の内側で尺骨神経が圧迫され、小指側にしびれや力の入りにくさが出ることがあるそうです。
これらは手をよく使う仕事の方や、肘を曲げる時間が長い人に多いとされています。
日常の中に潜む“しびれのきっかけ”とは?
胸郭出口症候群や手根管症候群などは、姿勢や生活習慣が大きく関わっているともいわれています。
たとえば、
- デスクワークで前かがみの姿勢が続く
- リュックや重いバッグを片側だけにかけている
- 長時間スマホを見続けている
こうした“なんとなく”の習慣が、少しずつ神経や筋肉に負担をかけてしまうこともあるそうです。
しびれの出方を観察することが、ヒントになる
症状が「腕を動かしたときだけ」なのか、それとも「じっとしていてもしびれるのか」、こうした違いが原因の見極めに役立つとされています。
また、夜間にしびれて目が覚める・指先がうまく動かせないなど、**“ちょっとした違和感”**が続く場合には、無理に我慢せず相談することがすすめられています。
まとめ:しびれは「首より下」にも原因があることが
腕や手のしびれというと、首ばかり気にしてしまいがちですが、実際には鎖骨のまわりや手首・肘といった“通り道”で神経が圧迫されていることも少なくないとされています。
そのため、症状の出方やタイミングを観察することが、改善への第一歩になるかもしれません。
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4.片方だけの症状はストレスではない!他の可能性を早く見つける
ストレスとの違い、筋肉・トリガーポイント、糖尿病性の両側性しびれとの対比
片方だけの症状はストレスではない!他の可能性を早く見つける
「ストレスのせいかも…」と思っていませんか?
「最近ずっと忙しくて、左腕がしびれるんですよね…ストレスのせいかと思ってます」
こう話される方も多いのですが、実は“片側だけ”にしびれが出る場合、ストレス以外の要因が関係していることが多いといわれています。
もちろん、心因性のしびれ(ストレスなど心理的な影響によるもの)も存在するとされてはいますが、その多くは両手・両足に同時に現れる傾向があるそうです。
片方だけ、しかも継続的にしびれが出ている場合には、神経や筋肉、血流に関する何らかの原因があるかもしれないと考えるほうが自然です。
トリガーポイントや筋肉の問題も見逃せない
一方で、**筋肉の硬直やトリガーポイント(筋肉内のしこり)**が、神経を刺激してしびれや痛みを引き起こしている可能性もあります。
たとえば、首・肩・背中周りの筋肉が凝り固まってしまうと、そこから伸びる神経が圧迫されることがあり、結果として「腕のしびれ」として現れるケースがあるそうです。
実際、整形外科や整体などで筋肉の状態を確認した結果、「これは神経ではなく筋肉由来ですね」と説明されるケースもあると報告されています。
糖尿病による“両側性”のしびれとの違いにも注意
もうひとつのポイントが、**しびれが「片側だけ」なのか「両側に出ているのか」**という点です。
たとえば、糖尿病性神経障害では、左右の手足に同じようにしびれが出る傾向があるとされています。これに対し、片側だけのしびれの場合は、より局所的な原因(頚椎、末梢神経、筋肉など)を疑ったほうがよいかもしれません。
このように、しびれの出方や範囲が、原因を考えるうえで重要なヒントになると考えられています。
「大丈夫だろう」と思い込まないことが大切
ストレスと一言で片付けてしまうと、根本的な原因を見逃してしまうことにもつながります。
「しびれがずっと続いている」「片方だけで変な違和感がある」など、少しでも気になる症状がある場合は、体からのサインかもしれません。
専門家によるチェックを受けて、必要に応じて検査や施術を受けることがすすめられています。
まとめ:しびれの“左右差”は見逃さないで
しびれが出る場所や左右差には、それぞれ意味があるといわれています。
「ストレスかな」と感じる前に、まずは症状の出方をしっかり観察してみることが、自分の体を守る第一歩かもしれません。
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5.すぐできるセルフケア&整形外科受診ガイド
ストレッチ・姿勢改善・装具、緊急度別どの科を受診すべきか、受診時に医師へ伝えるポイント
すぐできるセルフケア&整形外科受診ガイド
自分でできることから始めたい方へ:ストレッチと姿勢の見直し
「腕のしびれって、何か家でできることないですか?」
こういった声はとても多いのですが、実際に“ちょっとした工夫”で負担を軽減できることもあるとされています。
たとえば、首や肩のストレッチを日常に取り入れることがすすめられています。特に、デスクワークやスマホ時間が長い方は、1時間ごとに肩甲骨を動かすような体操をするだけでも、首まわりの緊張が和らぐことがあるそうです。
また、猫背やストレートネックになりやすい姿勢を改善するために、背もたれを使いすぎず、おへその下あたりに軽く力を入れて座ると、首への負担が減るといわれています。
症状の緩和には装具の活用も一案
「最近、腕がだるくて力が入りづらい気がする…」
そんな場合、首を支える装具(カラー)や、手首を保護するサポーターを試すのもひとつの選択肢です。
ただし、使い方を誤ると逆に筋力低下のリスクもあるため、装具は短期間の使用が基本とされており、必要に応じて専門家と相談しながら取り入れることがすすめられています。
どの科を受ければいい?迷ったときの判断基準
「整形外科でいいのか、それとも脳神経系?」と悩む方も多いのですが、基本的には“動作によって変化するしびれ”であれば整形外科、
“じっとしていてもしびれる、顔や言葉に違和感もある”場合は神経内科や脳神経外科を検討するとよいとされています。
たとえば、
- 腕を上げるとしびれる → 整形外科へ
- 手の感覚がまばらにおかしい → 神経内科も視野に
- ろれつが回らない・頭痛が強い → すぐに脳神経外科へ
こういった目安があると、判断しやすくなります。
医師に伝えると役立つポイント
来院時には、症状を明確に伝えることが大切です。以下のような点をメモしておくとスムーズに話が進みます。
- しびれの出る部位(右か左か、腕全体か指先か)
- しびれが出る時間帯(朝起きたとき/作業中/夜間)
- どんな動作で悪化するか(腕を上げたとき、重いものを持ったときなど)
- 痛みを伴うかどうか
細かく伝えることで、より的確な触診や検査につながるとされています。
まとめ:できることを“今”から少しずつ
しびれは気になるけれど、すぐに来院までは…という方も少なくありません。
でも、「ちょっとだけでも改善したい」という思いがあるなら、ストレッチや姿勢の工夫から始めてみるのもよいかもしれません。
それでも続くようなら、専門の医師に相談してみることが、次のステップになります。
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根本的な原因を追求していく問診力
しびれや痛みを感じる箇所を部分的揉んだりしても症状は緩和されません。
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