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寝過ぎて肩が痛いのはなぜ?考えられる主な原因
「たっぷり寝たはずなのに、なぜか肩が痛い……」という経験はありませんか。睡眠時間が長くなると、いつもより同じ姿勢でいる時間も長くなり、首や肩まわりへ負担が集中する場合があると言われています。
長時間同じ姿勢が続き肩や首に負担が集中する
仰向けや横向きの姿勢が長く続くと、肩まわりの筋肉や関節へ一定の負担がかかります。特に、片方の肩を下にして眠り続けた朝は、「下になっていた側だけ痛い」「肩が重くて腕を動かしづらい」と感じるケースもあります。
ただし、寝過ぎたことだけが原因とは限りません。デスクワークやスマートフォンの使用によって、眠る前から首や肩が緊張していた可能性も考えておきましょう。
寝返りが少なくなり筋肉がこわばる
寝返りには、体の一部へ負担が集中するのを避ける役割があると言われています。柔らかすぎるマットレスや狭い寝床では、思うように寝返りを打てないことがあります。
「寝過ぎたから痛い」と感じていても、実際には寝返りの少なさが関係しているかもしれません。飲酒後や強く疲れている日など、普段より深く眠った翌日に肩が痛む場合も、寝ている間の姿勢を振り返ってみてください。
枕・マットレス・寝姿勢が体に合っていない
枕が高すぎると首が前へ曲がり、低すぎると首を支えにくくなります。また、マットレスが柔らかすぎると体が沈み、反対に硬すぎると肩への圧迫が強まる場合があります。
枕だけを交換すれば改善するとは限らないため、枕・マットレス・寝姿勢をセットで確認することが大切です。
引用元:朝起きると首が痛い…寝違えの原因と正しい対処・予防法
寝過ぎによる肩の痛みかセルフチェックする方法
寝過ぎた翌日に肩が痛むと、「少し休めば大丈夫かな」と考えますよね。しかし、起床時の肩の痛みには、寝違えや肩関節の問題が関係している場合もあると言われています。痛む場所と動作を無理のない範囲で確認しましょう。
首を動かしたときに痛むなら寝違えの可能性がある
まずは、首を左右へ少しだけ向けてみてください。首から肩にかけて痛む、特定の方向だけ動かしにくい、首を傾けると痛みが強くなる場合は、寝違えの可能性が考えられます。
ただし、痛みを我慢して大きく回す必要はありません。「どこまで動かせるか試してみよう」と無理をすると、かえって痛みが増すこともあります。動かしにくい方向がわかった時点で止めましょう。
腕を上げる・後ろへ回す動作で肩の状態を確認する
次に、腕を前や横からゆっくり上げます。腕を上げた途中で肩が痛む、服を着る動作や背中へ手を回す動作が難しい場合は、肩関節周辺に負担がかかっているかもしれません。
四十肩・五十肩や腱板の問題などでも、腕の動かしづらさや夜間の痛みが現れる場合があると言われています。自己判断で寝過ぎだけが原因と決めつけないことが重要です。
しびれ・筋力低下・強い夜間痛がないか確認する
肩の痛みと一緒に、腕や手のしびれ、握りにくさ、力の入りづらさがないかも確認します。夜中に目が覚めるほど痛む場合や、日に日に強くなる場合も注意が必要でしょう。
転倒や衝突後の痛み、肩の腫れ、発熱を伴うときは、セルフチェックを続けず医療機関への来院を検討してください。
引用元:「寝違え」|日本整形外科学会
引用元:インピンジメント症候群|国立病院機構霞ヶ浦医療センター
寝過ぎて肩が痛いときにできる対処法
「早く楽にしたいから、強く揉んだほうがよいのでは?」と思うかもしれません。しかし、痛みが強い時期に無理なストレッチやマッサージを行うと、症状が悪化する可能性もあると言われています。まずは肩の状態を落ち着いて確認しましょう。
痛みを我慢して無理に動かさず楽な姿勢を取る
起床直後に強い痛みがある場合は、勢いよく起き上がらず、首と肩を支えながらゆっくり体を起こします。痛む側の肩を下にして横になると負担が増えることがあるため、避けたほうがよいでしょう。
仰向けで休むときは、折り畳んだタオルやクッションを肩から肘の下へ入れると、腕の重さを支えやすくなります。「安静にしすぎる」というより、痛みが強くなる動作を一時的に控えるイメージです。
熱感や腫れの有無を確認して温め方に注意する
肩が重い、こわばるといった症状だけで、赤みや熱感がない場合は、蒸しタオルや入浴で軽く温める方法もあります。一方、肩が熱を持っている、腫れている、突然強く痛み始めたときは、自己判断で温めないほうがよいと言われています。
温めた後に痛みが増した場合はすぐに中止してください。冷やすか温めるか迷うほど症状が強いときは、先に専門家へ相談しましょう。
痛みが軽ければ首・肩を小さくゆっくり動かす
強い痛みや腫れがなければ、肩を軽くすくめて力を抜く、肩甲骨を小さく動かすなど、負担の少ない運動から始めます。反動をつけたり、痛む方向へ強く伸ばしたりする必要はありません。
動かした後に痛みが強くなる場合は、その運動が現在の状態に合っていない可能性があります。いったん中止して様子を見てください。
引用元:寝過ぎて肩が痛いのはなぜ?原因・今すぐできる対処法と相談目安
引用元:肩の強い痛み・夜になるとズキズキ・ジンジン痛い
寝過ぎた翌日の肩の痛みを繰り返さない予防方法
肩の痛みが落ち着いても、同じ睡眠環境が続けば繰り返す可能性があります。「長く寝ないようにする」だけではなく、寝返りを打ちやすい環境や日中の過ごし方も見直してみましょう。
枕の高さとマットレスの硬さを見直す
仰向けで寝たときに顎が上がりすぎる、または胸側へ引かれすぎる枕は、首へ負担がかかる場合があります。横向きでは、首から背中までが大きく傾いていないか確認してください。
マットレスは、高価な商品が必ず自分に合うとは限りません。肩や腰だけが深く沈んでいないか、寝返りを自然に打てるかという視点で選ぶのがおすすめです。
肩に負担をかけにくい仰向け・横向きの寝方を試す
仰向けでは、痛む肩から肘の下へ薄いタオルを入れ、肩が沈み込みすぎないように支えます。横向きの場合は痛む肩を上にして、抱き枕やクッションへ腕を乗せる方法があります。
ただし、楽に感じる姿勢には個人差があります。教科書どおりの寝方にこだわらず、痛みが増えないことを優先してください。
日中の姿勢・運動不足・睡眠リズムを整える
肩のこわばりは、睡眠中だけでなく日中の姿勢とも関係すると言われています。パソコンやスマートフォンを長く使用するときは、こまめに立ち上がり、肩や背中を軽く動かしましょう。
休日に寝だめをする習慣がある方は、起床時刻が大きくずれないように整えることも大切です。睡眠時間だけでなく、睡眠の環境とリズムを一緒に見直してみてください。
引用元:夜寝るときに肩が痛い「夜間痛」の原因と対策
引用元:寝起きに肩が痛くなる原因とは?対処法や痛みの予防策も解説
肩の痛みが改善しないときの対処法と相談目安
寝過ぎて肩が痛い場合、一時的な筋肉のこわばりであれば、時間の経過とともに軽くなることもあると言われています。ところが、痛みが続く場合や腕を動かせない場合は、寝過ぎとは別の原因も考える必要があります。
痛みが続く・腕が上がらない場合は整形外科へ相談する
数日たっても痛みが変わらない、徐々に悪化している、腕を上げにくいといった場合は、整形外科などの医療機関へ相談しましょう。四十肩・五十肩、腱板の問題、首からくる痛みなどが隠れている可能性もあります。
いつから痛むのか、どの動作で強くなるのか、夜中にも痛むのかをメモしておくと、問診や触診の際に伝えやすくなります。
しびれ・脱力・腫れ・発熱などを伴う場合は早めに来院する
肩の痛みに加えて、腕や手のしびれ、急な脱力、強い腫れや発熱がある場合は、早めの来院を検討してください。また、胸の痛み、息苦しさ、冷や汗などを伴う場合は、肩だけの問題ではない可能性もあるため、速やかな医療相談が必要です。
転倒後から肩を動かせないケースも、無理に動かして様子を見るのは避けましょう。
寝違え・四十肩や五十肩・腱板の問題との違いを検査する
寝違えは首を動かしたときに痛みが出やすく、四十肩・五十肩などでは腕の動きや夜間痛が問題になる場合があると言われています。ただし、症状だけで正確に見分けるのは簡単ではありません。
痛みの場所や関節の動きを確認し、必要に応じて画像検査を受けることで、状態に合った対応を選びやすくなります。自己判断で強いストレッチを続けず、専門家へ相談してください。
引用元:「寝違え」|日本整形外科学会
引用元:肩が痛いときにやってはいけないことは?対処法を解説
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サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員
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