目次
ぎっくり腰で立てない…まず知っておきたいこと
- 急性腰痛の特徴と「立てない=重症」とは限らない理由
- 痛みのピークや自然軽快の目安(数日~1週間)
- 間違った動きが悪化の原因になるケースも
ぎっくり腰で立てない…まず知っておきたいこと
ぎっくり腰で急に立てなくなった――その状況に焦ってしまう方も多いと思います。確かに突然動けなくなるほどの強い痛みは不安を感じますが、必ずしも「重症」とは限らないと言われています。
まずは、ぎっくり腰の正体について正しく理解しておくことが大切です。
急性腰痛の特徴と「立てない=重症」とは限らない理由
いわゆるぎっくり腰は、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれています。これは腰まわりの筋肉や関節、靭帯などに一時的な炎症や緊張が起こることで強い痛みが出る状態を指すとされています。
重たい物を持ったときや、かがんだ拍子、くしゃみをした瞬間など、何気ない動作で発症するのが特徴です。
「立てない=骨や神経の重大な損傷」と結びつけてしまいがちですが、実際は筋肉の過剰な反応や防御性の収縮によって体が動かしづらくなっているケースが多いと言われています(引用元:くまのみ整骨院)。
痛みのピークや自然軽快の目安(数日~1週間)
急性腰痛は、発症から2〜3日で痛みがピークに達し、その後は徐々に落ち着いていくことが一般的とされています。
もちろん個人差はありますが、多くの場合は1週間前後である程度楽になる傾向があるようです。
このため、いま立てない状態だったとしても、時間の経過とともに自然に動けるようになる可能性は十分にあると考えられています。
ただし、痛みが引かない・悪化する・しびれが出るといった場合は別の要因が隠れていることもあるため、無理は禁物です。
間違った動きが悪化の原因になるケースも
ぎっくり腰の直後に「何とか起き上がろう」と無理に体をねじったり、誰かに引き上げてもらったりすると、かえって症状が悪化してしまうことがあります。
とくに、腰を反らせながら立ち上がるような動作は痛みの強い部分に負担が集中しやすいため注意が必要です。
一番大切なのは、「今は動けない状態なんだ」と割り切って、まずは体を休めることだと言われています。
横向きで膝を軽く曲げた姿勢や、膝の下にクッションを入れた仰向けなど、体に負担の少ない姿勢で安静にするのが望ましいとされています(引用元:日本整形外科学会)。
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やってはいけないNG行動とその理由
- 無理に立ち上がろうとする/腰を反らせる/人に引き上げてもらう
- 湿布やマッサージが逆効果になる場合とは?
- 寝返りや起き上がり方にも注意が必要
やってはいけないNG行動とその理由
ぎっくり腰で立てないとき、「どうにかして動かなくちゃ…」という気持ちが出てくるのは自然な反応です。
でも、実はそこで焦って動こうとすることが、かえって状態を悪化させてしまう原因になるとも言われています。
ここでは、ぎっくり腰直後に避けるべきNG行動と、その理由について詳しく解説します。
無理に立ち上がろうとする/腰を反らせる/人に引き上げてもらう
痛みが強くても、「とりあえず立ち上がらなきゃ」と無理して体を動かしてしまう方は少なくありません。
特に、腰を反らせながら起き上がろうとしたり、誰かに腕を引っ張ってもらって立とうとすると、腰に一気に負担がかかりやすい状態になります。
ぎっくり腰の初期は、体が「これ以上動くと危険」と判断して筋肉がガチガチにこわばっている状態だと考えられています。その防御反応に逆らって無理に動くと、さらに筋肉や靭帯にダメージが加わり、痛みが強まる可能性があるとされています(引用元:くまのみ整骨院)。
立ち上がるときは、体を丸めるようにして、痛みの少ない方法で少しずつ動くのが良いとされています。
湿布やマッサージが逆効果になる場合とは?
「痛い=温めよう」「マッサージでほぐせば楽になるかも」と考えがちですが、急性期のぎっくり腰では、湿布やマッサージがかえって痛みを悪化させるケースもあると言われています。
特に、ぎっくり腰の直後は患部に炎症が起きている可能性があり、このタイミングで無理に揉んだり温めたりすると、炎症を助長することにつながる可能性があります。
冷湿布やアイスパックで軽く冷やすほうが、初期には適しているという報告もあります(引用元:日本整形外科学会)。
寝返りや起き上がり方にも注意が必要
意外と見落としがちなのが、寝返りや起き上がりの動き方。
いつものようにバッと起きようとすると、腰に急な負荷がかかって強い痛みが走ることがあります。
痛みがある間は、「横向き→手で体を支えながら起き上がる→最後に脚を下ろす」といった順番で、できるだけ腰に負担の少ない起き方を意識するのがポイントです。
また、寝返りも一気に体をひねるのではなく、膝をそろえて体全体をゆっくり回すようにすると比較的スムーズに動きやすくなるとされています。
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動けないときの応急処置|痛みを軽くする姿勢と対応
- 一番楽な姿勢で安静に(膝を立てて横向き など)
- 氷・アイスノンでのアイシング(目安時間と注意点)
- トイレや移動が必要なときの工夫(コルセット、タオルなど)
H2:動けないときの応急処置|痛みを軽くする姿勢と対応
ぎっくり腰で突然動けなくなったとき、「このままどうすればいいの?」と不安になる方は多いはずです。無理に立ち上がるのは避けたいけれど、痛みを少しでも和らげたい――そんなときに役立つ応急処置として、姿勢の工夫やアイシング、移動時のサポート方法などを紹介します。
一番楽な姿勢で安静に(膝を立てて横向き など)
ぎっくり腰で強い痛みが出ているときは、まず「動かずに休む」ことが基本だと言われています。ただし、ただ寝転んでいればよいというわけではなく、腰に負担の少ない姿勢をとることが大切です。
比較的楽になりやすいと言われているのが「横向きで膝を軽く曲げる姿勢」や「仰向けで膝の下にクッションを入れて骨盤の角度を調整する姿勢」などです。これにより腰回りの筋肉や関節の緊張が少し緩み、痛みが和らぐことがあると報告されています(引用元:くまのみ整骨院)。
体に負担がかからない姿勢を見つけたら、しばらくはそのまま動かず、なるべくリラックスできる環境を整えることが大切です。
氷・アイスノンでのアイシング(目安時間と注意点)
痛みのある部分にアイスノンや氷嚢などを当てて冷やす「アイシング」は、急性の炎症反応を抑える目的でよく使われる方法です。
冷却の目安時間としては、15〜20分程度がよいとされており、皮膚が赤くなったり冷たすぎて違和感が出た場合はすぐに中止するようにしてください。
なお、保冷剤を直接肌に当てるのは避け、タオルなどを一枚挟んで凍傷を防ぐのが基本です。
痛みがピークのうちは、1日に数回アイシングを行うことで、炎症の広がりを抑えることが期待できると言われています(引用元:日本整形外科学会)。
トイレや移動が必要なときの工夫(コルセット、タオルなど)
完全に安静にしていたくても、トイレなどどうしても動かなければいけない場面は出てきますよね。
そんなときには、腰をしっかり支えるようにタオルや骨盤ベルトで軽く巻いてから動くと、負担を減らすことができるとされています。
また、移動の際は急に立ち上がるのではなく、「横向き→手で支えて起きる→ゆっくり体を立てる」といった順序を守るのがポイントです。痛みが強いときは、家族に支えてもらう際も引っ張らず、体を横から支えてもらうようにすると安心です。
外出が必要な場合には、市販の腰用サポーターを活用するのも一つの手段ですが、装着の仕方によって逆効果になる場合もあるため、無理のない範囲で使用するようにしましょう。
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病院に行くべき症状の見分け方と受診先
- 痛みが強すぎて寝返りすらできない/発熱やしびれがある場合
- 医師にかかるべき診療科(整形外科・整骨院との違い)
- 救急車を呼ぶべき基準は?
病院に行くべき症状の見分け方と受診先
ぎっくり腰で動けないとき、すぐに病院へ行った方がいいのか、それとも少し様子を見てもよいのか…迷ってしまう方も多いと思います。確かに、腰痛は時間とともに落ち着くことが多いと言われていますが、中には医師の検査が必要とされるケースもあります。ここでは、来院の判断基準や適切な診療科の選び方について整理していきます。
痛みが強すぎて寝返りすらできない/発熱やしびれがある場合
ぎっくり腰の痛みが強くても、少しずつ体勢を変えたり、時間の経過とともに軽快するようであれば、自宅での安静でも対応できる場合があるとされています。
しかし、「寝返りすら打てないほどの激しい痛みが続いている」「発熱を伴う」「脚にしびれが広がってきた」などの症状がある場合は注意が必要です。
こうしたケースでは、筋肉や関節だけでなく、神経や内臓に関連した原因が隠れている可能性もあると言われています(引用元:くまのみ整骨院、日本整形外科学会)。このような症状が出てきた場合には、無理をせず早めに専門機関での検査を受けることがすすめられています。
医師にかかるべき診療科(整形外科・整骨院との違い)
腰の痛みでどこに行けばいいのか迷った場合、まずは整形外科を選ぶのが一般的とされています。整形外科では画像検査(レントゲンやMRIなど)によって、骨や神経の状態を客観的に確認することが可能です。
一方で、整骨院や接骨院では国家資格を持つ柔道整復師が体のバランスや動きに着目し、手技を中心とした施術を行っているため、筋肉や関節の不調が主な原因と考えられる場合には有効とされることもあります。
ただし、発熱やしびれ、強い炎症が疑われるような状況では、まずは整形外科で医師の触診や画像検査を受け、そのうえで施術を検討するという流れが望ましいと考えられています。
救急車を呼ぶべき基準は?
ぎっくり腰で救急車を呼ぶべきかどうかは非常に悩ましいところですが、以下のような症状がある場合は、迷わず119番に連絡することがすすめられています。
- 全く身動きが取れず、自力で呼吸や会話も困難なほどの激痛がある
- 腰だけでなく下半身全体に感覚の異常(強いしびれや麻痺)がある
- 意識がもうろうとするほどの発熱や脱水症状を伴っている
これらの症状は、一般的なぎっくり腰とは異なる重篤な状態が隠れている可能性もあるとされており、専門的な検査や緊急処置が必要になるケースも想定されます。
決して「腰が痛いだけだから」と我慢しすぎず、状況に応じた判断をすることが大切です(引用元:日本臨床整形外科学会)。
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再発予防のポイント|動けるようになったらやるべきこと
- 正しい起き上がり・立ち上がりのフォーム
- 腰にやさしいストレッチや体幹トレーニング(無理のない範囲で)
- ぎっくり腰を繰り返さない生活習慣(姿勢・冷え・ストレス)
再発予防のポイント|動けるようになったらやるべきこと
ぎっくり腰が少し落ち着いて、動けるようになってきた…その段階こそ、再発を防ぐための大切なスタート地点です。つい安心して普段通りに動いてしまいがちですが、回復期には「やっていいこと・控えること」を見極めながら、少しずつ日常に戻っていくことが重要だとされています。ここでは、再発を防ぐために意識したい具体的な行動や習慣についてご紹介します。
正しい起き上がり・立ち上がりのフォーム
ぎっくり腰の再発には「何気ない動作のクセ」が関係しているとも言われています。特に、起き上がりや立ち上がり方の動きが雑だったり、腰に負担がかかるフォームになっていると、再び痛みが出やすくなる傾向があります。
起き上がるときは、まず横向きになってから両手で上体を支えつつゆっくり起きる、そして脚をゆっくりベッドの外へ出す流れが基本です。また、立ち上がるときは、腰を丸めすぎず、お腹に軽く力を入れて「お尻→背中→頭」の順で体を起こすと腰の負担が少なくなるとされています(引用元:くまのみ整骨院)。
腰にやさしいストレッチや体幹トレーニング(無理のない範囲で)
痛みが引いてきたら、次は筋肉のバランスを整えるための軽い運動がすすめられています。ただし、いきなり本格的な筋トレを始めるのではなく、まずは「痛みがない範囲」で行えるストレッチや呼吸を意識した体幹トレーニングからスタートすると安心です。
たとえば、仰向けで膝を倒す腰の回旋ストレッチや、四つ這いでバランスをとるエクササイズなどは、負担をかけすぎずに体幹の安定性を高める効果があると考えられています。反動をつけず、呼吸を止めず、丁寧に行うことがポイントです(引用元:日本整形外科学会)。
ぎっくり腰を繰り返さない生活習慣(姿勢・冷え・ストレス)
日常生活の中には、腰への負担を積み重ねてしまう要因が意外と多く潜んでいます。たとえば「長時間のデスクワークで前のめりになりがち」「冬場は腰まわりが冷えやすい」「ストレスが多くて呼吸が浅い」などの要素も、再発の引き金になることがあるとされています。
座っているときの姿勢をこまめにチェックしたり、腰まわりを冷やさないよう腹巻やブランケットを使ったり、深い呼吸を意識することで、日常の中でも腰を守る準備ができると考えられています。
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そうすることで、症状の根本的な原因は何かをしっかり追求していきどのようにアプローチしていけばよいのかを明確にしていきます。
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