目次
目がチカチカして頭痛が起こるのはなぜ?
・目のチカチカは片頭痛の前兆「閃輝暗点」の可能性がある
・ギザギザ・キラキラした光が見える閃輝暗点の特徴
・目のチカチカが治まったあとに頭痛や吐き気が起こることもある
「急に目の前がチカチカして、そのあと頭まで痛くなってきた……これって大丈夫?」と不安になる方もいるでしょう。
目がチカチカする症状と頭痛が続けて現れる場合、片頭痛の前兆の一つである「閃輝暗点(せんきあんてん)」が関係していることがあると言われています。ただ、目の異常や別の原因でも似た見え方が起こる可能性があるため、「チカチカするから片頭痛だ」と決めつけるのはおすすめできません。
ここでは、閃輝暗点とはどのようなものなのか、頭痛とどう関係しているのかを順番に見ていきましょう。
目のチカチカは片頭痛の前兆「閃輝暗点」の可能性がある
「閃輝暗点って、聞いたことがない」という方も多いかもしれません。
閃輝暗点は、視界にキラキラした光やギザギザした模様などが現れる視覚症状です。片頭痛が起こる前にみられる「前兆」の代表的な症状の一つと言われています。
「目そのものに問題が起きているの?」と思うかもしれませんが、典型的な閃輝暗点は脳の視覚に関係する部分の一時的な変化によって起こると考えられています。
ただし、すべての片頭痛で閃輝暗点が現れるわけではありません。反対に、目がチカチカしても、そのあと必ず頭痛が起こるとも限らないと言われています。
引用元:日本頭痛学会「片頭痛」
ギザギザ・キラキラした光が見える閃輝暗点の特徴
閃輝暗点の見え方は、「ただまぶしい」という感覚とは少し違います。
たとえば「視界の一部にギザギザした光が出てきた」「キラキラしたものが徐々に広がってきた」と表現されることがあります。人によっては、光の周辺が見えづらく感じるケースもあるようです。
こうした視覚性前兆は、一般的に徐々に広がり、5~60分程度続くことがあると言われています。
ここで注意したいのが、片目だけに突然異常が現れた場合や、視野の一部が欠けたまま戻らない場合です。閃輝暗点以外の目の病気などでも似た症状が現れる可能性があるため、自己判断だけで済ませないことが大切です。
目のチカチカが治まったあとに頭痛や吐き気が起こることもある
「チカチカが消えたから、もう大丈夫かな」と思っていたら、そのあと頭がズキズキしてきた。このような経過も、前兆のある片頭痛ではみられると言われています。
片頭痛では頭痛だけでなく、吐き気や嘔吐、光や音をつらく感じるといった症状を伴う場合があります。そのため、チカチカしている時間だけでなく、その前後にどのような症状が出たかを確認しておくとよいでしょう。
一方、今まで経験したことがない強い頭痛や、手足のしびれ、言葉が出にくい、視野が戻らないなど、いつもとは違う症状がある場合は注意が必要です。
「いつもの片頭痛だろう」と決めつけず、気になる症状がある場合には医療機関へ相談することが大切だと言われています。
引用元:日本頭痛学会「片頭痛」
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目がチカチカして頭痛が起こるときに考えられる主な原因
・前兆のある片頭痛・閃輝暗点
・眼精疲労・ドライアイなど目への負担
・光視症や網膜の異常など注意したい目の病気
「目がチカチカして頭痛もするけれど、これって目の疲れ?」と気になる方もいるでしょう。目がチカチカする原因は一つではなく、片頭痛の前兆として起こる場合もあれば、眼精疲労やドライアイなど目への負担が関係していることもあると言われています。
さらに、片目だけに光が見える、視野が欠けるといった症状では、目そのものに原因が隠れている可能性も考えられます。「頭痛があるから片頭痛だろう」と決めつけず、チカチカの見え方や続く時間、ほかにどのような症状が出ているのかを確認することが大切です。
前兆のある片頭痛・閃輝暗点
目がチカチカして頭痛が起こるときに考えられるものの一つが、片頭痛の前兆である「閃輝暗点」です。
閃輝暗点では、「視界にギザギザした光が出てきた」「キラキラしたものが少しずつ広がってきた」といった視覚症状が現れることがあると言われています。こうした視覚性前兆は5~60分程度続くことがあり、そのあとに頭痛が起こるケースもあります。
「チカチカが消えたから、もう大丈夫かな」と思っていたところ、ズキズキとした頭痛や吐き気が出てくる場合もあるわけです。
ただし、目がチカチカする症状がすべて閃輝暗点というわけではありません。初めて症状が出た場合や、いつもと見え方が違う場合には自己判断を避けることが大切です。
引用元:https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_02.html
眼精疲労・ドライアイなど目への負担
「パソコンを長時間使った日に目がつらい」という方は、目への負担も振り返ってみましょう。
パソコンやスマートフォンなどを長時間見続ける生活では、目の疲れや乾燥を感じることがあります。また、目の疲れが続く眼精疲労では、目の症状だけでなく頭痛や肩こりなどを伴うこともあると言われています。
とはいえ、「仕事でパソコンを使ったから眼精疲労だろう」と簡単に決めつけるのはおすすめできません。
目を休ませてもチカチカが繰り返される、見え方そのものがおかしい、頭痛が強くなっているといった場合は、ほかの原因も考えておく必要があります。
引用元:https://www.gankaikai.or.jp/health/42/index.html
光視症や網膜の異常など注意したい目の病気
「片目だけにピカッと光が走る」という場合には、光視症など目そのものの症状にも注意が必要です。
光視症とは、実際には光がないにもかかわらず、光や稲妻のようなものが見える症状を指します。硝子体の変化などによって起こることがあり、なかには網膜裂孔や網膜剥離などが関係するケースもあると言われています。
特に、「黒い点や糸くずのようなものが急に増えた」「視野の一部がカーテンで覆われたように見えない」「片目だけ急に見え方が変わった」といった症状には注意しましょう。
目がチカチカして頭痛があるからといって、必ずしも片頭痛とは限りません。いつもと違う見え方や急な変化がある場合は、そのまま様子を見続けず、眼科などの医療機関へ相談することが大切です。
引用元:https://www.gankaikai.or.jp/health/36/index.html
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見え方や頭痛の症状から状態をセルフチェック
・チカチカ・ギザギザする光はどのくらい続いているか
・片目だけか両目で見えるかを確認する
・頭痛・吐き気・しびれなど一緒に出ている症状を確認する
「目がチカチカするけれど、片頭痛なのかな?」と不安になったときは、見え方や症状が続く時間を一度整理してみましょう。目のチカチカは、閃輝暗点だけでなく目そのものの異常などでも起こることがあると言われています。
ポイントは、光の見え方だけで判断しないことです。「何分くらい続いた?」「片目だけ?」「頭痛以外の症状はない?」と順番に確認すると、自分の状態を整理しやすくなります。ただし、セルフチェックだけで原因を決めることはできません。気になる症状がある場合は医療機関へ相談しましょう。
チカチカ・ギザギザする光はどのくらい続いているか
まず確認したいのが、目のチカチカやギザギザした光が「どのくらい続いたか」です。
片頭痛の視覚性前兆では、キラキラした光やギザギザした模様、視野の見えづらさなどが徐々に現れ、一般的に5~60分程度続くことがあると言われています。
「最初は視界の一部だけだったのに、少しずつ広がってきた」という経過も確認しておきたいポイントです。
症状が出たら、始まった時間と落ち着いた時間をメモしておくのもよいでしょう。いつもより長く続いている、突然視野が欠けた、見えづらさが改善しないなど、これまでと異なる症状がある場合は自己判断を避けることが大切です。
引用元:https://www.jhsnet.net/kokusai_new_2019.html
片目だけか両目で見えるかを確認する
次に、「右目だけ?それとも両目?」と確認してみましょう。
自分では片目だけがチカチカしているように感じても、実際には両目の視野の同じ側に症状が現れている場合もあると言われています。症状があるときに左右の目を片方ずつ隠して確認すると、見え方の違いを整理する手掛かりになります。
一方で、片目だけに光が見える、視野の一部が欠ける、黒い点や糸くずのようなものが急に増えた場合には、眼球側の問題も考える必要があります。
「いつもの目のチカチカだから」と決めつけず、片目だけの急な変化があるときは眼科などへ相談しましょう。
引用元:https://www.kozuki-eyeclinic.com/blog/scintillating-scotoma/
頭痛・吐き気・しびれなど一緒に出ている症状を確認する
最後は、目のチカチカ以外にどのような症状が出ているのかをチェックします。
前兆のある片頭痛では、視覚症状のあとに頭痛が現れ、吐き気や嘔吐、光や音を不快に感じる症状などを伴う場合があると言われています。
ここで、「頭痛があるから片頭痛だろう」と判断するのは避けたいところです。
突然経験したことのない激しい頭痛が起きた、手足や顔にしびれ・麻痺がある、言葉が出にくい、意識がおかしいなど、普段とは異なる症状がみられる場合は注意が必要です。
セルフチェックはあくまで症状を整理するためのもの。「いつから・どのように見えて・何分続き・ほかに何が起きたか」を記録し、初めての症状やいつもと違う変化があれば、医療機関へ相談することが大切だと言われています。
引用元:https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_02.html
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目がチカチカして頭痛がするときに自宅でできる対処法
・光や音の刺激を避けて静かな場所で休む
・スマホやパソコンを中断して目と体を休ませる
・頭痛を繰り返す場合は発生状況を記録しておく
「目がチカチカしてきたうえに、頭まで痛くなってきた……。今はどうしたらいい?」と困ることもあるでしょう。片頭痛に伴う症状の場合は、無理に普段どおり動こうとせず、刺激を減らして休むことが大切だと言われています。
また、視界がチカチカして見えづらい状態では、車や自転車の運転などは避けたほうが安全です。まずは落ち着いて休める環境をつくりましょう。ただし、自宅での対処はあくまで一時的なものです。初めて経験する症状や、いつもとは違う強い頭痛などがある場合は医療機関への相談も検討してください。
光や音の刺激を避けて静かな場所で休む
「頭が痛いとき、明るい部屋にいるのがつらい」と感じた経験はないでしょうか。
片頭痛では頭痛だけでなく、光や音に過敏になることがあると言われています。そのため、目のチカチカや頭痛が始まったら、可能であれば明るい照明や大きな音を避け、静かな場所で安静にしてみましょう。
カーテンを閉めたり照明を少し落としたりするなど、刺激の少ない環境をつくるのも一つの方法です。
「少しくらいなら我慢できる」と無理をするより、症状が落ち着くまで体を休ませることを優先しましょう。
引用元:https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_02.html
スマホやパソコンを中断して目と体を休ませる
目がチカチカしている最中でも、「仕事のメールだけ確認しよう」とスマホやパソコンを見続けてしまう方は少なくありません。
ただ、ディスプレイを長時間見続ける作業は、目の疲れや乾燥につながることがあると言われています。目のチカチカや頭痛が気になるときは、一度画面から離れて目を休ませてみましょう。
パソコン作業中であれば席を離れる、スマホを見る時間を減らすなど、できる範囲で休息を取ることがポイントです。
ただし、休めばすべての症状が改善するとは限りません。目を休ませても症状が続く場合や見え方がおかしい場合は、「疲れ目だろう」と決めつけないようにしてください。
引用元:https://www.gankaikai.or.jp/health/42/index.html
頭痛を繰り返す場合は発生状況を記録しておく
「そういえば、先月も同じような頭痛があったかも」と感じる場合は、症状を記録しておくのもおすすめです。
頭痛が始まった日時だけでなく、「目のチカチカは何分続いた?」「頭痛はその前とあと、どちらに出た?」「吐き気はあった?」などを書き残しておきましょう。
さらに、睡眠時間や食事、月経、ストレス、天候など、その日の状況も一緒に記録すると、頭痛が起こるときの傾向を振り返りやすくなります。頭痛ダイアリーは、自分の頭痛の特徴を把握したり、医療機関で症状を伝えたりする際にも役立つと言われています。
ただし、突然の激しい頭痛、しびれや麻痺、言葉が出にくい、視野の異常が続くといった症状がある場合は、記録だけで様子を見ず、速やかに医療機関へ相談することが大切です。
引用元:https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_02.html
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目のチカチカと頭痛で注意したい症状と医療機関へ相談する目安
・突然の激しい頭痛やしびれ・言葉の異常がある場合
・初めて・頻繁に繰り返す・いつもと違う症状は放置しない
・眼科・脳神経内科・脳神経外科など相談先の選び方
「いつもの頭痛だと思って休んでいれば大丈夫かな?」と迷うこともあるでしょう。目のチカチカと頭痛は片頭痛の前兆として現れることがありますが、なかには早めの対応が必要な病気と似た症状が出る場合もあると言われています。
特に、今まで経験したことのない激しい頭痛や、しびれ、言葉の異常などが一緒に出ている場合は注意が必要です。「いつものこと」と我慢せず、症状の現れ方を確認しながら適切な医療機関へ相談しましょう。
突然の激しい頭痛やしびれ・言葉の異常がある場合
目がチカチカしたあとに頭痛が起こると、「また片頭痛かな」と考えてしまうかもしれません。しかし、突然起こる激しい頭痛には注意が必要だと言われています。
とくに「これまで経験したことがないほど急激に頭が痛くなった」「片側の手足や顔がしびれる」「うまく言葉が出ない」「意識がおかしい」といった症状がある場合は、脳卒中など緊急性の高い病気との区別が必要になります。
こうした症状が急に現れた場合は、自宅で様子を見るのではなく、救急要請も含めて速やかに医療機関へ相談してください。
引用元:https://www.jsa-web.org/citizen/87.html
初めて・頻繁に繰り返す・いつもと違う症状は放置しない
「チカチカは消えたし、頭痛も落ち着いたから大丈夫」と考える方もいるでしょう。
ただし、目のチカチカが初めて現れた場合や、以前より頻繁になっている場合は、一度医療機関へ相談することが大切だと言われています。
また、これまで経験していた頭痛と比べて「痛み方が違う」「チカチカする時間が長くなった」「見えづらさが残っている」などの変化にも注意しましょう。
片頭痛の前兆に似ていても、別の病気によって視覚異常や頭痛が現れる可能性があります。いつもと違うという感覚も、医療機関へ相談するか判断するうえで大切な情報になります。
引用元:https://www.jhsnet.net/ippan_zutu_kaisetu_02.html
眼科・脳神経内科・脳神経外科など相談先の選び方
「病院へ行こうと思っても、何科に相談したらいいの?」と迷いますよね。
片目だけに光が見える、飛蚊症が急に増えた、視野の一部が欠けるなど、目そのものの異常が気になる場合は、まず眼科への相談が選択肢になります。網膜裂孔や網膜剥離などでも、光が見える症状が現れることがあると言われています。
一方、目のチカチカに繰り返す頭痛や吐き気などが伴う場合は、脳神経内科や頭痛外来などへの相談が考えられます。突然の激しい頭痛や麻痺、言葉の異常などがある場合は、脳神経外科や救急医療への速やかな相談が必要になることがあります。
「何科かわからないから、もう少し様子を見よう」と先延ばしにせず、症状に応じた医療機関へ相談することが大切です。
引用元:https://www.gankaikai.or.jp/health/36/index.html
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サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員








