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季節の変わり目に腰痛が起こる・悪化するのはなぜ?
「季節の変わり目になると腰が痛むのは、気のせいですか?」
「いいえ、気温や生活環境の変化が影響している可能性があります。ただし、季節だけが原因とは限りません」
寒暖差や冷えで腰まわりの筋肉がこわばりやすくなる
春や秋は、日中と朝晩の気温差が大きくなります。気温が下がると体温を保とうとして血管が収縮し、腰まわりの筋肉も緊張しやすくなると言われています。すると、「朝は腰が伸びにくい」「座っていると重だるい」といった不調を感じることがあります。
夏でも油断はできません。冷房の風が腰や足に当たり続けたり、汗でぬれた服を着たまま過ごしたりすると、体が冷える場合があります。季節の変わり目の腰痛が気になる方は、腰だけでなく、お腹や足元も冷やさない工夫が大切です。
気圧の変化や自律神経の働きが痛みに影響することがある
「雨の前になると腰が重くなる」という方もいます。春や梅雨、台風や秋雨の時期は気圧が変化しやすく、だるさや睡眠の乱れなどを感じる場合があると言われています。
ただし、気圧が下がれば必ず腰痛が起こるわけではありません。痛みの感じ方には個人差があり、自律神経の働きだけで説明できないケースもあります。「気象病だから仕方がない」と決めつけず、姿勢や疲労なども振り返りましょう。
運動量や生活リズムの変化が腰への負担を増やす
暑さや寒さで外出が減ったあと、急に運動や庭仕事を始めると、準備が整っていない腰に負担がかかります。衣替えや布団の入れ替え、引っ越しなども注意したい場面です。
また、睡眠不足やストレス、長時間のデスクワークが重なり、腰痛が現れることもあります。季節の変化は直接的な原因というより、もともとあった筋肉疲労や姿勢の崩れを表面化させるきっかけになると考えるとよいでしょう。
引用元:https://www.eisai.jp/articles/stiff_shoulders/sl_advice01
引用元:https://yotsu-doctor.zenplace.co.jp/media/disease_symptom_list/3285/
季節ごとに異なる腰痛の特徴と注意したい症状
「季節の変わり目なら、春も秋も腰痛の原因は同じですか?」
「共通する部分はありますが、季節ごとに生活の変化や腰への負担が異なります」
春・梅雨に起こりやすい腰痛
春は朝晩の寒暖差が大きく、進学や就職、異動などによって生活リズムも変わりやすい季節です。睡眠不足や緊張が続いたところに、冬の運動不足から急に活動量を増やすと、腰まわりに負担が集中することがあります。
梅雨には「雨の前に腰が重く感じる」「頭痛やだるさも一緒に現れる」という方もいます。気圧との関係が考えられる一方、同じ姿勢や運動不足が影響している可能性もあるため、天候だけに原因を求めないことが大切です。
夏から秋にかけて起こりやすい腰痛
暑い時期は外出が減り、冷房の効いた部屋で長時間座って過ごしがちです。そこへ秋の涼しさが訪れ、急にウォーキングや屋外作業を再開すると、硬くなっていた筋肉へ予想以上の負担がかかります。
「朝、起きたときに腰が伸びにくい」という場合は、勢いよく起き上がらず、横向きになってから腕を使って起きましょう。衣替えや布団の入れ替えでは、前かがみのまま荷物を持ち上げないことも重要です。
秋から冬にかけて起こりやすい腰痛
気温が下がると外出の機会が減り、股関節や背中の柔軟性も低下しやすくなります。冷えた状態で急に立ち上がる、重い物を持つ、咳やくしゃみをする、といった動作が腰痛のきっかけになることもあります。
毎年同じ季節に繰り返す場合は、気温だけでなく、日頃の姿勢や活動量も確認してみてください。いつ痛むのか、どの動作で強くなるのかを記録しておくと、原因を考える手がかりになります。
引用元:https://heisei-sekkotsu.com/archives/1578
引用元:https://ortho-yamamoto.com/column/lower-back/2005/
季節の変わり目に腰が痛くなったときの対処法
「腰が痛いときは、動かずに寝ていたほうがよいですか?」
「動けないほどの痛みがある時期を除き、できる範囲で普段の活動を続ける方法がよいと言われています」
まずは痛みの強さと現れ方を確認する
最初に確認したいのは、いつ、どのように痛みが始まったかです。「朝だけ重い」「前かがみで痛い」「突然、鋭い痛みが走った」など、現れ方によって対応は変わります。足のしびれや力の入りにくさがないかも確かめてください。
痛みが強いときに、無理に腰を反らす、ひねる、強く押すといった動作は控えましょう。仕事や運動を我慢して続けると、かばう動作が増え、ほかの場所まで負担が広がる可能性があります。
安静にしすぎず、できる範囲で体を動かす
一般的な腰痛では、長期間安静にするより、痛みの状態を見ながら普段の活動を続けるほうが望ましいと言われています。まずは室内を短時間歩く、同じ姿勢を避けるなど、無理のない範囲から始めましょう。
「動いたら少しほぐれる」程度なら続けても構いません。しかし、歩くほど痛みやしびれが強くなる場合は中止し、専門家へ相談してください。
温める・冷やす・ストレッチの判断方法
冷えによるこわばりには、入浴や衣類で温める方法が取り入れやすいでしょう。ただし、転倒直後や腫れ・熱感がある場合、温めると痛みが増す場合には適しません。
ストレッチは、お尻や股関節を気持ちよく伸ばせる範囲で行います。「痛いほど効いている」という考え方は避け、鋭い痛みやしびれが出たら止めてください。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000023wrx-att/2r98520000023x67.pdf
引用元:https://heisei-sekkotsu.com/archives/1578
季節の変わり目の腰痛を予防する生活習慣
「腰痛予防のために、特別な運動を始める必要がありますか?」
「まずは冷やさないことと、今より少し体を動かすことから始めてみましょう」
腰・お腹・足元を冷やさない服装を選ぶ
季節の変わり目は、朝は寒くても昼には暑くなるなど、服装選びが難しい時期です。薄手の上着やひざ掛けを用意し、気温に合わせて調節できるようにしておきましょう。
冷房の風が腰や足へ直接当たらないようにすることもポイントです。腹巻きや靴下、カイロを使う方法もありますが、熱さを感じにくい方は低温やけどに注意してください。汗をかいた服を早めに着替えることも、冷えの予防につながります。
ウォーキングと簡単な運動を無理なく続ける
ウォーキングは、会話ができる程度の速さから始めるのがおすすめです。久しぶりに歩く方は、「今日は調子がよいから」と急に距離を伸ばさず、10分程度から様子を見ましょう。
運動前には足踏みや股関節回しなどを行い、体を軽く温めます。お尻や腹部を意識した運動も役立つと言われていますが、痛みや足のしびれが増す場合は中止してください。
睡眠・入浴・姿勢を整えて疲労をためない
就寝時刻と起床時刻をなるべく一定にし、疲労を翌日に残さない生活を心がけましょう。入浴で体を温める方法もありますが、のぼせない温度と時間で行うことが大切です。
デスクワークでは、30~60分を目安に立ち上がり、姿勢を変えます。荷物を持つときは体へ近づけ、腰だけを曲げずに膝と股関節も使いましょう。小さな習慣ですが、腰への負担を減らす助けになります。
引用元:https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/001376468.pdf
引用元:https://www.eisai.jp/articles/stiff_shoulders/sl_advice01
腰痛が改善しないときは?病院へ行く目安と来院先
「季節の変わり目によくある腰痛なら、しばらく様子を見ても大丈夫ですか?」
「軽いこわばりであれば様子を見られる場合もありますが、症状によっては早めの確認が必要です」
早めに医療機関へ相談したい症状
痛みが日ごとに強くなる、安静にしていても痛む、夜中に痛みで目が覚める場合は、季節による一時的な腰痛と決めつけないほうがよいでしょう。足のしびれや力の入りにくさ、発熱、強い倦怠感、原因がはっきりしない体重減少なども注意したい症状です。
転倒や事故のあとから痛む場合や、骨粗しょう症、がん、感染症などの既往がある方も、早めに医療機関へ相談してください。
すぐに医療機関へ行く必要がある危険なサイン
尿や便が出にくい、漏れてしまう、股の周辺の感覚が鈍い、両足へ急にしびれや筋力低下が現れた場合は、速やかな医療機関での確認が必要と言われています。
さらに、高熱、強い腹痛や胸痛、動けないほどの激痛を伴う場合も同様です。腰以外の病気が関係している可能性があるため、「季節の変わり目だから」と様子を見続けないでください。
何科へ行く?整形外科と整骨院の使い分け
強い痛みやしびれ、筋力低下、転倒後の痛みがある場合は、まず整形外科への来院を検討しましょう。必要に応じて、医師による評価や画像検査などを受けられます。発熱や腹部症状を伴う場合は、内科などが適していることもあります。
緊急性の高い病気が否定され、姿勢や体の使い方を見直したい場合は、整骨院へ相談する方法もあります。腰痛が繰り返すときは、自己判断だけで対応せず、原因を確認することが大切です。
引用元:https://ssl.jssr.gr.jp/general/sick/
引用元:https://ssl.jssr.gr.jp/general/sick/disease.html
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サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員
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