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1.足の裏にも腱鞘炎は起こる?症状と足底腱膜炎との違い

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そもそも腱鞘炎とはどのような状態?

「腱鞘炎って手首や指に起こるものじゃないの?」と思う方も多いかもしれません。腱は筋肉の力を骨へ伝える組織で、その腱が通るトンネルのような部分が腱鞘です。足にもさまざまな腱が通っているため、繰り返し負担が加わることで腱やその周辺に痛みが現れるケースがあると言われています。

とくに歩く時間が長い方や、ランニング・ジャンプなどを繰り返す方の場合、「歩くと土踏まずのあたりが痛い」「足を踏み込むと違和感がある」と感じることがあります。ただ、足の裏が痛いからといって、必ず腱鞘炎が起きているとは限りません。

「足の裏の腱鞘炎」と足底腱膜炎は同じものではない

ここは、少しややこしいところです。足裏の痛みについて調べていると「足底腱鞘炎」という言葉を目にすることがありますが、一般的に足裏の代表的な疾患として知られているのは「足底腱膜炎」です。

日本足の外科学会によると、足底腱膜炎は、かかとの骨に付着する足底腱膜へ繰り返し負担が加わり、微小な損傷や変性が生じることで痛みが現れる病態と言われています。長時間の立ち仕事や歩行、ランニングなどが関係することもあるそうです。(日本足の外科学会)

痛む場所だけで自己判断しないことが大切

「土踏まずが痛いから足底腱膜炎かな?」と思うかもしれませんが、足裏の痛みにはいくつもの原因が考えられます。かかと、土踏まず、足指の付け根など、痛む場所によって疑われる状態も変わってきます。

そのため、足の裏に痛みがある場合は「腱鞘炎だ」と決めつけるのではなく、いつ痛むのか、どこを押すと痛いのか、しびれはないかなども一緒に確認しておくとよいでしょう。痛みが長引く場合には、整形外科などで状態を確認してもらうことも選択肢になります。

引用元:薮下整骨院 参考記事
引用元:日本足の外科学会 足底腱膜炎

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2.足の裏に腱鞘炎のような痛みが起こる主な原因

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歩きすぎやスポーツによる繰り返しの負担

「特別なケガをした覚えはないのに、なぜ足の裏が痛いんだろう?」ということもあります。足は立っているだけでも体重を支えており、歩行やランニングではさらに繰り返し負担を受ける場所です。

日本整形外科学会では、スポーツや歩行による衝撃が続くことで、足の骨や軟骨、靱帯、腱などに障害が起こり、痛みにつながる場合があると言われています。とくにランニングやジャンプを頻繁に行うスポーツでは、慢性的な足のトラブルが起こることもあるそうです。(日本音楽著作権協会)

「最近ランニングの距離を急に伸ばした」「旅行でいつもよりたくさん歩いた」という場合も、普段以上の負担が関係している可能性があります。

立ち仕事や足に合わない靴も負担になりやすい

スポーツをしていないから安心、というわけでもありません。長時間立ちっぱなしの仕事や歩き回る仕事では、足裏へ負担が積み重なりやすくなります。

また、サイズが合っていない靴や、足を十分に支えられない靴を履き続けることも負担の一つになると言われています。日本足の外科学会でも、足底腱膜炎には長時間の立ち仕事や歩行、靴の不適合などが関係するとされています。(日本足の外科学会)

足の形や柔軟性なども関係することがある

「同じくらい歩いているのに、自分だけ痛くなるのはなぜ?」と感じる方もいるでしょう。足への負担は運動量だけで決まるものではなく、足の柔軟性や筋力、アーチの状態などが影響する場合もあると言われています。

たとえば扁平足など、足の形によって負担が集中しやすくなることがあります。また、年齢による柔軟性や筋力の変化が重なるケースも考えられるでしょう。大切なのは、痛みのある場所だけではなく、「最近歩く量が増えていないか」「靴を替えていないか」「運動内容が変わっていないか」といった生活全体を振り返ることです。

引用元:日本整形外科学会 足の慢性障害
引用元:日本足の外科学会 足底腱膜炎
引用元:薮下整骨院 参考記事

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3.痛む場所・タイミングから足の裏の状態をセルフチェック

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かかと・土踏まずは「いつ痛むか」も確認

まず確認したいのが、「どこが痛いのか」と「いつ痛むのか」です。たとえば、かかとの内側から土踏まずにかけて痛みがあり、「朝起きて最初の一歩が特につらい」という場合には、足底腱膜炎でみられる特徴と似ています。

日本足の外科学会では、足底腱膜炎は起床後の最初の一歩で痛みが出やすく、歩いているといったん軽くなり、歩行量が増えると再び強くなることがあると言われています。また、階段やつま先立ちで痛みが増すケースもあるそうです。(日本足の外科学会)

「朝だけだから大丈夫」と考えるのではなく、日中にどう変化するかもチェックしてみましょう。

足指の付け根が痛い・しびれる場合は?

一方、「足指の付け根から指先にかけてピリピリする」「焼けるような痛みがある」という場合は、腱や足底腱膜とは別の問題も考える必要があります。

日本整形外科学会によると、モートン病では第3趾と第4趾の間を中心に、しびれや痛み、灼熱感などの神経症状が現れることがあると言われています。ハイヒールや中腰など、つま先へ負担がかかる姿勢が続くことも関係するそうです。(日本音楽著作権協会)

腫れ・熱感・しびれの有無も見逃さない

セルフチェックでは、痛い場所だけでなく「腫れていないか」「熱っぽさはないか」「しびれや感覚の違いはないか」も確認してみてください。

足裏のしびれは足根管症候群など末梢神経の問題によって現れる場合もあり、日本整形外科学会でも足指のしびれを生じる病気は複数あるとされています。(日本音楽著作権協会)

つまり、「足の裏が痛い=腱鞘炎」とセルフチェックだけで決めるのは難しいということです。痛みが強くなる、長く続く、しびれを伴う、歩くことがつらいといった場合には、無理にセルフケアだけで対応せず、整形外科などへ相談して原因を確認してもらうと安心でしょう。

引用元:日本足の外科学会 足底腱膜炎
引用元:日本整形外科学会 モートン病
引用元:日本整形外科学会 しびれ(病気によるもの)

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4.足の裏が痛いときに自宅でできる対処法

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まずは歩きすぎや運動量を見直す

「足の裏が痛いけれど、歩けないほどではないから大丈夫かな」と、そのまま動き続けていませんか? 足裏に痛みが出ているときは、まず負担を減らすことから考えてみましょう。

日本整形外科学会では、スポーツによる足の慢性障害が起きた場合、練習量を減らしたり、一定期間休養したりすることが必要になる場合があると言われています。(日本音楽著作権協会)

たとえば、ランニングを毎日続けているなら距離を短くする、長時間歩いた翌日は無理をしない、といった調整です。「休んだら筋力が落ちそう」と心配になるかもしれませんが、痛みを我慢しながら同じ負担を繰り返すより、その日の状態に合わせることが大切でしょう。

足裏やふくらはぎを無理なく伸ばす

痛みが強くない場合には、足裏やふくらはぎ周辺をゆっくり伸ばす方法もあります。

日本足の外科学会では、足底腱膜炎への保存的な対応として、足底腱膜やアキレス腱のストレッチなどが行われると言われています。足の指から足首をゆっくり反らし、足裏が伸びるようにする方法などが紹介されています。(日本足の外科学会)

ただし、「痛いほど伸ばしたほうが効きそう」という考えは避けたいところです。ストレッチ中に足裏の痛みが強くなる場合は中止し、無理のない範囲にとどめてください。

靴やインソールも一度チェックしてみる

意外と見落としやすいのが、普段履いている靴です。「最近、靴を替えてから足裏が気になる」という方もいるのではないでしょうか。

日本整形外科学会では、足の慢性障害の予防として、足にフィットしたシューズの選択や足底装具の使用などが挙げられています。(日本音楽著作権協会) また、日本足の外科学会でも、足底腱膜炎に対して足のアーチを支えたり、かかとへの負担を軽減したりする足底挿板が使用される場合があると言われています。(日本足の外科学会)

自宅で対策するときは、休養、負担の調整、ストレッチ、靴の見直しを組み合わせてみましょう。ただし、足の裏の痛みにはさまざまな原因が考えられるため、強いマッサージや自己流のケアを無理に続けないことも大切です。

引用元:薮下整骨院 参考記事
引用元:日本整形外科学会 足の慢性障害
引用元:日本足の外科学会 足底腱膜炎

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5.足の裏の痛みが改善しないときの対処法と相談目安

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セルフケアを続けても痛いときは原因の確認を

「休んだりストレッチをしたりしているのに、なかなか足の裏の痛みが改善しない」。そんなときは、セルフケアだけで様子を見続けないことも大切です。

そもそも、足の裏が痛む原因は一つではありません。日本足の外科学会では、足裏に痛みが出る状態として、足底腱膜炎のほか、母趾種子骨障害やモートン神経腫などが紹介されています。(日本足の外科学会)

つまり「足の裏が痛いから腱鞘炎だろう」と自己判断していたものが、別の問題だったという可能性も考えられるわけです。何週間も同じ場所が痛む、少しずつ悪化しているといった場合には、一度状態を確認してもらうとよいでしょう。

しびれや強い腫れを伴う場合も注意する

チェックしたいのは痛みの強さだけではありません。「足の指までピリピリする」「感覚がいつもと違う」「腫れが目立つ」といった症状がないかも確認してみてください。

日本足の外科学会によると、足指の付け根から指先へビリビリした痛みが出る場合には、モートン神経腫などが関係していることもあると言われています。(日本足の外科学会) また、かかとの裏が起床時や歩き始めに痛む場合は、足底腱膜炎でみられる特徴の一つとされています。

同じ「足の裏の痛み」でも、場所や痛み方によって考えられる原因が違うということですね。

歩くのがつらい場合は整形外科などへ相談する

「どのくらい痛くなったら相談すればいいの?」と迷う方も多いでしょう。

痛みが長く続いている、日を追うごとに強くなっている、歩行や仕事に支障が出ている、しびれや腫れを伴う場合などは、整形外科などの医療機関へ相談することを検討してください。

日本整形外科学会では、足の慢性障害について、痛む場所や圧痛、足の変形などを確認し、必要に応じてX線検査などを行うと言われています。(日本音楽著作権協会)

「そのうち改善するだろう」と無理を続けるより、原因を確認したうえで自分に合った対応を選ぶことが大切です。足の裏の痛みを繰り返している場合も、歩き方や運動量、靴など日常生活で足にかかっている負担を見直すきっかけにしてみましょう。

引用元:薮下整骨院 参考記事
引用元:日本足の外科学会 足でよくある症状と病気
引用元:日本整形外科学会 足の慢性障害

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