枚方市の整体は「さかぐち整骨院 -枚方市-」痛み・悩みを徹底的に根本改善

膝を曲げると痛いのはなぜ?考えられる主な原因

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・変形性膝関節症

・半月板損傷

・鵞足炎・膝蓋腱炎など膝周辺の炎症

・筋肉の硬さや股関節・足首の動き

「膝を曲げると痛いのですが、何が原因なのでしょうか?」

こうした膝の痛みで悩んでいる方は少なくありません。膝は歩く、立ち上がる、階段を上り下りする、しゃがむなど、日常生活のさまざまな場面で使われる関節です。そのため、一口に「膝を曲げると痛い」といっても、原因は一つとは限りません。

「年齢のせいだから仕方ないのかな」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れないでしょう。膝関節そのものに問題があるケースだけでなく、半月板や腱などの組織に負担がかかっていたり、太ももの筋肉が硬くなっていたりすることもあると言われています。日本整形外科学会でも、膝に痛みを生じるものとして変形性膝関節症や半月板損傷、スポーツによる膝の慢性障害など、さまざまな状態が紹介されています。

また、「曲げるときだけ痛い」「階段でズキッとする」「膝の内側が痛む」など、痛みが出るタイミングや場所によっても考えられる原因は変わってきます。

では、どのような原因が考えられるのでしょうか。ここからは、膝を曲げると痛いときに考えられる代表的なものを順番に見ていきましょう。

引用元:日本整形外科学会「膝関節の症状」

変形性膝関節症

「立ち上がるときや階段で膝が痛いのですが、これも関係ありますか?」

こうした症状で考えられるものの一つが、変形性膝関節症です。日本整形外科学会によると、変形性膝関節症では膝の痛みや関節に水がたまることなどがみられ、初期には立ち上がりや歩き始めといった動作開始時に痛みが出やすいと言われています。症状が進むと、正座や階段の上り下りがしづらくなる場合もあるようです。

「軟骨がすり減ると、それ自体が痛むのでしょうか?」

実は、そこは少し注意が必要です。変形性膝関節症の痛みには、滑膜炎や骨髄病変、変性した半月板など、複数の要素が関係すると報告されています。また、大腿四頭筋の筋力低下なども膝の痛みと関連する要因として挙げられています。

そのため、「膝を曲げると痛い=軟骨がすり減っている」と自己判断するのはおすすめできません。年齢や痛む場所、腫れの有無、歩行時の状態なども確認しながら原因を探していくことが大切だと言われています。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症」

半月板損傷

「膝を曲げ伸ばしすると、痛いだけではなく引っかかる感じもあります」

このような場合、半月板が関係している可能性も考えられると言われています。半月板は膝関節の中にあり、膝に加わる衝撃を和らげたり、関節を安定させたりする役割を担う組織です。

半月板損傷では、膝の曲げ伸ばしをした際に痛みや引っかかり感が出ることがあり、階段を下りる際に膝がガクッとするケースもあると言われています。さらに状態によっては、膝が急に伸ばしづらくなる「ロッキング」がみられることもあります。

「スポーツをしていなければ関係ないですよね?」

そうとも限らないようです。半月板のトラブルはスポーツなどの外傷だけでなく、加齢に伴う組織の変化が関係するケースもあります。

特に、膝を曲げたときの痛みに加えて「引っかかる」「膝が伸びきらない」「急に力が抜ける」といった感覚がある場合は、痛みを我慢してスクワットや屈伸運動を続けるのではなく、一度状態を確認してもらうことがおすすめです。

引用元:城内病院「半月板損傷の原因・病態と症状について」

鵞足炎・膝蓋腱炎など膝周辺の炎症

「関節というより、膝の内側やお皿の下あたりが痛い気がします」

このような場合には、膝関節の中ではなく、周辺にある腱やその付着部などに負担がかかっている可能性もあります。

代表的なものの一つが鵞足炎です。鵞足とは、縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋肉の腱が、すねの骨の内側に集まって付着する部分を指します。ランニングなどで膝の曲げ伸ばしを繰り返すと、この周辺に摩擦や負担が加わり、痛みにつながることがあると言われています。

「どのあたりが痛くなるのでしょうか?」

鵞足炎では、膝の内側からやや下に痛みが出やすく、階段の上り下りや歩行、運動時などに症状が目立つ場合があります。

また、お皿の下側が痛む場合には、膝蓋腱など膝前面の組織に負担が集中している可能性も考えられるでしょう。

特に「最近ランニングを始めた」「歩く距離を急に増やした」といった方は、膝への負荷が急激に増えていなかったか振り返ってみることも大切です。

引用元:ひざ関節症クリニック「鵞足炎とは?」

筋肉の硬さや股関節・足首の動き

「膝が痛いなら、膝だけをケアすればいいのでしょうか?」

実は、そう単純ではないと言われています。膝は股関節と足首の間に位置しているため、歩いたりしゃがんだりするときには、膝だけではなく下半身全体が連動して動いています。

例えば、太ももの前側にある大腿四頭筋や、後ろ側にあるハムストリングスなどが硬くなっていると、膝を曲げる動きがスムーズに行いづらくなることがあります。鵞足炎についても、太ももの内側や裏側の筋肉が硬くなり、腱と骨の間の滑りが悪くなっているケースがあると言われています。

さらに、股関節や足首が十分に動かなければ、その動きを補うために膝へ負担が集中するケースも考えられます。

「では、ストレッチをすれば改善しますか?」

筋肉の硬さが関係している場合には選択肢の一つになりますが、膝の痛みには変形性膝関節症や半月板損傷など別の原因もあります。そのため、強い痛みや腫れ、引っかかりなどがある場合は無理にストレッチを続けず、まず現在の膝の状態を確認することが大切だと言われています。

引用元:ひざ関節症クリニック「膝の内側が痛いのはなぜ?」

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膝のどこが痛い?痛む場所と動作から原因をセルフチェック

2026.9.14①-2

・膝の内側を曲げると痛い

・膝の外側を曲げると痛い

・膝の裏側を曲げると痛い

・膝のお皿周辺が痛い

・しゃがむ・正座・階段で痛む場合

「膝を曲げると痛いけれど、自分の場合は何が原因なんだろう?」

そんなときは、まず膝のどこが痛むのか、どの動作で痛みが出るのかを確認してみましょう。膝の痛みは「内側」「外側」「裏側」「お皿周辺」など、場所によって考えられる原因が異なると言われています。実際、日本整形外科学会では膝の痛みに関係するものとして、変形性膝関節症や半月板損傷、膝靱帯損傷、スポーツによる慢性障害など、さまざまな状態が紹介されています。

「場所だけで原因がわかりますか?」

いいえ、痛む場所だけで原因を決めることはできません。ただ、「階段を下りると内側が痛い」「走ると外側が痛む」「深くしゃがむと膝の裏がつまる」といった情報は、膝の状態を確認するうえで大切な手がかりになります。

セルフチェックでは、痛い場所だけを見るのではなく、腫れや熱感、引っかかり、動かしづらさなども一緒に確認するのがおすすめです。

引用元:日本整形外科学会「膝関節の症状」

膝の内側を曲げると痛い

「膝を曲げたとき、特に内側がズキッとします」

膝の内側に痛みがある場合には、変形性膝関節症や鵞足炎、内側半月板の問題などが関係している可能性があると言われています。

例えば、鵞足炎では膝の内側から少し下の部分に痛みが出やすく、運動中や歩行時、階段を下りる際などに症状を感じるケースがあるようです。押したときにピンポイントで痛むこともあります。

一方、中高年の方で「立ち上がりが痛い」「歩き始めに内側が痛む」「正座がしづらくなった」という場合には、変形性膝関節症も候補の一つです。日本整形外科学会によると、変形性膝関節症では初期に立ち上がりや歩き始めなどで痛みが出て、状態が進むと正座や階段昇降が難しくなる場合があると言われています。

「内側が痛ければ鵞足炎、と考えていいですか?」

そこは注意が必要です。痛む位置が似ていても原因は異なるため、セルフチェックだけで決めつけないことが大切でしょう。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症」

膝の外側を曲げると痛い

「走ったあとから、膝の外側が痛くなりました」

膝の外側に痛みが出る場合には、腸脛靭帯炎、外側半月板の問題、外側側副靭帯周辺の負担などが候補として挙げられると言われています。特にランニングをする方では、腸脛靭帯炎、いわゆる「ランナー膝」が知られています。

「普通に歩くのは平気なのに、走ると痛い」という場合もあるでしょう。ランナー膝では、ランニングなど膝の曲げ伸ばしを繰り返す運動によって外側に痛みが出ることがあります。

ただし、「膝をひねってから外側が痛い」「曲げ伸ばしで引っかかる」といったケースでは、半月板など別の組織が関係している可能性も考えられます。

また、急に走る距離を増やした、坂道を走ることが増えた、久しぶりにスポーツをしたなど、最近の運動量も振り返ってみてください。

外側が痛むからといってランナー膝とは限りません。痛みが強い場合や引っかかり、腫れなどを伴っている場合には、無理に運動を続けず状態を確認してもらうことがおすすめです。

引用元:ひざ関節症クリニック「膝の痛みの場所からわかる原因と対処法」

膝の裏側を曲げると痛い

「膝を深く曲げると、裏側がつまるように痛みます」

膝の裏側には、ハムストリングスや腓腹筋などの筋肉・腱があり、さらに血管や神経なども通っています。そのため、膝裏の痛みについても原因は一つではないと言われています。

変形性膝関節症では膝の曲げ伸ばしが制限される場合があり、膝窩の内側にベーカー嚢腫がみられることもあると、日本整形外科学会のガイドラインで示されています。

「膝裏が少し膨らんでいる感じがするのですが?」

膝関節にたまった関節液などが関係して、膝裏に袋状のふくらみができるベーカー嚢腫なども候補として考えられると言われています。

一方で、膝を曲げたときだけ筋肉が突っ張るように感じる場合には、太ももの裏側やふくらはぎ周辺の柔軟性が関係しているケースも考えられるでしょう。

膝裏に腫れがある、急に強く痛み始めた、膝が曲げづらくなっている場合には、自己流で強く揉まず、一度状態を確認してもらうことが大切です。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症診療ガイドライン」

膝のお皿周辺が痛い

「階段を上り下りすると、お皿の周りが痛むんです」

膝のお皿、つまり膝蓋骨の周辺が痛む場合には、膝蓋大腿関節周辺への負担や膝蓋腱などが関係している可能性があると言われています。

日本整形外科学会の変形性膝関節症診療ガイドラインでは、階段昇降や椅子から立ち上がる際に膝蓋骨やその周囲へ痛みが出る場合、膝蓋大腿関節症を考えるとされています。

また、ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツをしている方の場合は、膝蓋腱に負担がかかる「ジャンパー膝」なども、膝を曲げると痛い原因の一つとして挙げられています。

「では、お皿の周りが痛ければ運動を休めばいいのでしょうか?」

運動量を一時的に調整することは選択肢になりますが、原因によって必要な対応は変わります。

お皿の上・下・内側・外側のどこが痛むのか、階段の上りと下りのどちらで痛むのかなども確認しておくと、自分の膝の状態を整理しやすくなるでしょう。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症診療ガイドライン」

しゃがむ・正座・階段で痛む場合

「普通に歩けるのに、しゃがむと痛いのはなぜですか?」

しゃがむ、正座をする、階段を上り下りするといった動作では、平地を歩くときとは膝の使い方が変わります。そのため、普段は問題なくても、膝を深く曲げたときだけ痛みが出るケースもあると言われています。

特に変形性膝関節症では、立ち上がりや歩き始めに痛みが出るほか、状態によっては正座や階段昇降が難しくなることがあります。

また、「しゃがんだところから立てない」「途中で引っかかる」「膝が完全に曲がらない」という場合には、関節内の炎症や関節水腫、半月板などが関係している可能性も考えられると言われています。

さらに意外なのが足首です。「かかとを床につけると深くしゃがめない」という場合、ふくらはぎの筋肉や足首の硬さが関係している可能性も日本整形外科学会から示されています。

「膝が痛い=膝だけが悪い」と決めつけず、股関節や足首を含めて動きを確認することがポイントです。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症」

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膝を曲げると痛いときに自宅でできる治し方・対処法

2026.9.14①-3

・まずは痛みが出る動作を減らす

・腫れや熱感があるときは無理に動かさない

・太ももやふくらはぎを無理なくストレッチする

・膝を支える筋肉を少しずつ鍛える

「膝を曲げると痛いのですが、自宅では何をすればいいですか?」

膝の痛みがあると、「ストレッチした方がいい?」「筋トレした方が改善する?」と迷いますよね。ただし、膝を曲げると痛い原因は変形性膝関節症や半月板、膝周辺の筋肉・腱などさまざまです。そのため、すべての人に同じ対処法が合うとは限りません。

まず意識したいのは、痛みを我慢して膝を動かし続けないことです。日本整形外科学会では、変形性膝関節症の日常生活上の注意として正座を避けることや、大腿四頭筋を鍛えることなどが紹介されています。また、症状に応じて関節可動域改善訓練などの運動が行われると言われています。

とはいえ、「痛いからずっと動かさない」という意味でもありません。状態が落ち着いていれば、無理のない範囲でストレッチや筋力トレーニングを取り入れることも選択肢になります。

大切なのは、今の膝の状態に合わせて負担を調整すること。腫れや熱感、強い痛みがある場合はセルフケアだけで判断せず、医療機関などで状態を確認してもらうことがおすすめです。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/knee_osteoarthritis.html

まずは痛みが出る動作を減らす

「膝が痛くても、動かした方がいいのでしょうか?」

ここで注意したいのが、痛みを我慢しながら同じ動作を何度も繰り返すことです。

例えば、「深くしゃがむと痛い」という方が、改善させようとして何度もスクワットをすると、かえって膝への負担が増えてしまう可能性があります。正座で痛むなら正座を控える、階段で強く痛むならエレベーターを利用するなど、まずは痛みが出る動作を一時的に減らしてみましょう。

「では、ずっと安静にしておけばいいですか?」

必ずしもそうではありません。膝の状態によっては、適度な運動を取り入れることも大切だと言われています。厚生労働省が公開している変形性膝関節症の運動プログラムでも、膝を支える筋肉を鍛えたり、膝の動きを保ったりする運動が紹介されています。

ポイントは「動く・動かない」の二択ではなく、痛みを強くする動作を減らしながら、できる範囲で体を動かすことです。

引用元:https://www.mhlw.go.jp/content/000656473.pdf

腫れや熱感があるときは無理に動かさない

「いつもの膝痛と違って、今日は少し腫れている気がします」

このような場合は、無理に曲げ伸ばしをしたり、強いストレッチをしたりするのは避けた方がよいでしょう。

膝関節のトラブルでは、痛みだけではなく腫れがみられる場合があります。例えば、日本整形外科学会では膝関節捻挫について、ケガをした関節に腫れや痛みがみられると言われています。また、変形性膝関節症でも膝の痛みだけでなく、水がたまることがあるとされています。

「少し動かせるなら、ストレッチしても大丈夫ですか?」

腫れや熱感が強いときは、自己判断で積極的な運動を始めない方が安心です。特に、転倒やスポーツで膝をひねったあとに急激に腫れた、体重をかけるだけで強く痛む、膝が引っかかって動かしづらい、といった場合には注意しましょう。

いつもの膝痛なのか、外傷など別の問題が起きているのかを確認することが先です。強い症状がある場合には、整形外科などへの来院も検討してください。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sprain_of_knee.html

太ももやふくらはぎを無理なくストレッチする

「膝が硬い感じがするのですが、ストレッチはした方がいいですか?」

膝の状態が落ち着いており、強い腫れや熱感がなければ、太ももやふくらはぎを無理のない範囲でストレッチする方法があります。

膝の曲げ伸ばしには膝関節だけでなく、周囲の筋肉や足首なども関係しています。日本整形外科学会では、しゃがみ込みができない原因として、股関節・膝関節・足関節の硬さに加え、大腿部やふくらはぎの筋肉の硬さなども挙げられています。

例えば、椅子に浅く座って片脚を前へ伸ばし、太ももの裏側をゆっくり伸ばす方法があります。ふくらはぎなら、壁に手をついて片脚を後ろへ引き、かかとを浮かせないようにすると伸ばしやすいでしょう。

「痛いほど伸ばした方が効きそう」と思うかもしれませんが、無理は禁物です。

気持ちよく伸びている程度にとどめ、膝そのものに痛みが出たら中止することがポイント。強く反動をつけるのではなく、ゆっくり行ってみてください。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/motion/sick.html

膝を支える筋肉を少しずつ鍛える

「ストレッチだけではなく、筋トレも必要ですか?」

膝の状態によっては、膝を支える筋肉を少しずつ鍛えることも大切だと言われています。特に太ももの前側にある大腿四頭筋は、膝関節を支えるうえで重要な筋肉の一つです。

日本整形外科学会でも、変形性膝関節症の日常生活上の注意として大腿四頭筋を鍛えることが紹介されています。さらに厚生労働省の運動プログラムでは、膝を支える筋肉を鍛えることで膝の安定性を高め、動きをよくすることが期待されるとされています。

「膝が痛いのにスクワットしてもいいのでしょうか?」

無理に深くしゃがむ必要はありません。例えば、仰向けで片方の膝を曲げ、反対側の脚を伸ばしたままゆっくり持ち上げる運動など、膝を深く曲げずに太ももを鍛える方法もあります。日本整形外科学会の資料でも、膝に痛みがある方を対象とした脚上げ運動が紹介されています。

最初から回数を増やすより、「翌日に痛みが強くならない程度」から始めるのがおすすめです。運動中に強い痛みが出る場合は中止し、膝の状態を確認してもらいましょう。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/knee_osteoarthritis.html
引用元:https://www.mhlw.go.jp/content/000656473.pdf

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膝を曲げると痛いときにやってはいけないことと再発予防

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・痛みを我慢して無理に曲げ伸ばしする

・自己流で強いストレッチやマッサージをする

・膝だけでなく股関節・足首・歩き方も見直す

・痛みが落ち着いたら筋力と柔軟性を少しずつ戻す

「膝を曲げると痛いけれど、動かさないと余計に悪くなりそう……」

そう考えて、痛みを我慢しながらストレッチや筋トレを続けていませんか?膝の痛みがあるときは、単純に「たくさん動かせばいい」というわけではありません。一方で、長期間まったく動かさないことも筋力低下につながる可能性があります。

日本整形外科学会の変形性膝関節症診療ガイドラインでは、運動療法は痛みや体の機能、日常生活動作の改善に有用だと言われています。ただし、実際に行われている運動内容は筋力トレーニングや歩行運動などさまざまで、膝の状態に合わせることが重要です。

「では、何に気をつければいいのでしょうか?」

ポイントは、痛みを無視して運動量を増やさないこと。さらに膝だけを見るのではなく、股関節や足首、歩き方まで含めて下半身全体の動きを見直していきましょう。

痛みが落ち着いてきたら、筋力と柔軟性を少しずつ戻していくことが再発予防を考えるうえでも大切だと言われています。

引用元:https://www.joa.or.jp/topics/2023/files/guideline.pdf
引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osteoarthritis.html

痛みを我慢して無理に曲げ伸ばしする

「膝を曲げると痛いので、毎日何度も曲げ伸ばしをして慣らしています」

このような方法は注意が必要です。痛みが出ている状態で、深いスクワットや屈伸、正座などを繰り返せば、膝に負担がかかる可能性があります。

例えば日本整形外科学会では、変形性膝関節症の日常生活上の注意として「正座を避ける」ことが挙げられています。その一方で、大腿四頭筋を鍛えることや関節可動域改善訓練などは、膝の状態に応じて行われると言われています。

「痛いなら、まったく動かさない方がいいですか?」

ここも極端に考える必要はないでしょう。大切なのは、痛みを強くする動作と、無理なくできる運動を分けることです。

例えば、深くしゃがむと痛いならスクワットをいったん控える。平地を短時間歩く程度なら問題がない場合には、体調を確認しながら活動量を調整するといった考え方です。

運動中や運動後に痛みが明らかに強くなる場合は、「効いている証拠」と我慢せず、方法や負荷を見直すことがおすすめです。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/knee_osteoarthritis.html

自己流で強いストレッチやマッサージをする

「硬いところを強く伸ばしたり揉んだりすれば、早く改善しそうですよね?」

そう思ってしまいがちですが、膝を曲げると痛い原因は筋肉の硬さだけとは限りません。変形性膝関節症や半月板の問題などが関係するケースもあると言われているため、自己流で強い刺激を加えるのは注意したいところです。

特に避けたいのが、痛みを我慢して膝を深く曲げるストレッチです。「ここまで曲げないと柔らかくならない」と無理をすると、かえって痛みが強くなる可能性も考えられます。

「では、どの程度ならいいのでしょうか?」

ストレッチを行う場合は、痛みのない範囲からゆっくり始めるのが一つの考え方です。反動をつけず、「少し伸びているな」と感じる程度を目安にしましょう。

また、膝が腫れている、熱っぽい、曲げ伸ばしで引っかかる、急に痛みが強くなったといった場合には、マッサージだけで対応しないことも大切です。

セルフケアを続けても改善しない場合は、一度医療機関などで膝の状態を確認してもらうことがおすすめです。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/knee_osteoarthritis.html

膝だけでなく股関節・足首・歩き方も見直す

「膝が痛いのだから、膝だけを見ればいいのでは?」

実際には、歩く・立つ・しゃがむといった動作では、膝だけが単独で動いているわけではありません。股関節、膝関節、足関節などが連動して動いています。

日本整形外科学会でも、運動器の機能に問題が出る背景には、股関節・膝関節・足関節などの関節、姿勢、筋肉の柔軟性や筋力など、さまざまな要素が関係すると言われています。

「歩き方も関係するのでしょうか?」

歩行では股関節から足までを使って体重を支えるため、歩き方も確認しておきたいポイントです。例えば、膝が痛いからと片側をかばって歩き続ければ、左右で体の使い方が変わることもあります。

さらに、足首が硬く十分に動かなければ、しゃがむ動作などにも影響する可能性があるでしょう。

再発予防を考えるなら、膝の筋肉だけを鍛えるのではなく、股関節の動き、足首の柔軟性、左右の体重移動、歩幅などをまとめて確認することがポイントです。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/motion/bug.html

痛みが落ち着いたら筋力と柔軟性を少しずつ戻す

「痛みが減ってきたら、すぐ普段通りの運動に戻していいですか?」

ここで急に運動量を元へ戻すのではなく、少しずつ負荷を上げていくことが大切です。

日本整形外科学会では、変形性関節症の悪化を防ぐためには適度な運動負荷や、関節周囲の柔軟性・筋力を維持することが重要だと言われています。

また、変形性膝関節症診療ガイドラインでは、筋力増強運動を含む運動療法について、痛みや体の機能、日常生活動作の改善効果が報告されています。膝周囲だけでなく、股関節外転筋を含めた筋力トレーニングを扱った研究も紹介されています。

「何から始めればいいでしょうか?」

まずは膝を深く曲げなくてもできる運動から始め、問題がなければ歩行や立ち座りなど日常動作へ段階的につなげていく方法があります。

ストレッチも同じです。最初から「以前と同じところまで曲げよう」とせず、痛みのない範囲から少しずつ動きを戻しましょう。

膝の再発予防では、休むだけでも、頑張り過ぎるだけでもなく、膝の状態を確認しながら活動量を調整していくことが大切だと言われています。

引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osteoarthritis.html
引用元:https://www.joa.or.jp/topics/2023/files/guideline.pdf

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膝を曲げると痛い状態が治らないときは?病院へ行く目安と治療法

2026.9.14①-5

・腫れ・熱感・強い痛みがある場合

・膝が引っかかる・伸びない・力が抜ける場合

・痛みが長引く・徐々に悪化している場合

・膝の痛みは何科を受診する?

・医療機関で行われる主な治療

「膝を曲げると痛いけれど、もう少し自宅で様子を見ても大丈夫かな?」

膝の痛みが続いていると、病院へ行くタイミングに迷う方も多いでしょう。軽い違和感であれば負担を減らすことで落ち着く場合もありますが、腫れや熱感が強い、膝が引っかかる、最後まで伸ばせない、歩くのがつらいといった症状がある場合には注意が必要です。

日本整形外科学会の変形性膝関節症診療ガイドラインでは、膝の状態を確認する際、問診や体の所見に加えて、必要に応じてX線やMRI、関節液検査などが行われると言われています。また、X線上の変化が軽くても、MRIでは半月板や靱帯などの問題が確認されるケースがあるとされています。

「痛みが強くなってから行けばいいですか?」

必ずしもそうとは限りません。膝の痛みで歩く量が減ると、筋力や活動量の低下につながる可能性もあります。

セルフケアを続けても変化がみられない、以前より歩ける距離が短くなったなど、日常生活に影響が出てきた段階で整形外科などへ相談することがおすすめです。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症診療ガイドライン2023」

腫れ・熱感・強い痛みがある場合

「昨日まではそれほど痛くなかったのに、今日は膝が腫れて曲げづらいです」

このような急な変化がある場合は、無理に膝を曲げ伸ばしするのではなく、まず状態を確認することが大切です。

膝の腫れは、関節周辺で炎症が起きていたり、関節液が増えていたりする場合などにみられると言われています。変形性膝関節症でも膝に水がたまることがあり、痛みとともに動かしづらさが出るケースがあります。

「少し休めば改善するでしょうか?」

症状の程度によって異なるため、一概には言えません。特に、転倒やスポーツのあとから急に腫れた、じっとしていても強く痛む、体重をかけられないといった場合には注意が必要でしょう。

また、膝が赤く腫れて熱を持っている場合には、変形性膝関節症以外の原因も考える必要があります。

「いつもの膝痛だから」と自己判断せず、普段とは違う腫れ方や痛み方をしている場合には、早めに整形外科などへ来院して状態を確認してもらうことがおすすめです。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症」

膝が引っかかる・伸びない・力が抜ける場合

「歩いていると突然膝が引っかかって、伸ばせなくなることがあります」

このような症状は、単なる筋肉の硬さだけではなく、半月板など膝関節内部の組織が関係している可能性もあると言われています。

特に確認しておきたいのが「キャッチング」や「ロッキング」と呼ばれる症状です。膝を曲げ伸ばししたときに引っかかったり、ある角度から動かしづらくなったりする状態を指します。

日本整形外科学会のガイドラインでは、半月板損傷や関節内の遊離体などによるキャッチング・ロッキングによって、痛みや関節の動きに制限が出るケースがあると言われています。

「少し動かせば元に戻るので、そのままでも大丈夫でしょうか?」

繰り返している場合は注意したいところです。膝が伸びない状態で無理に曲げ伸ばしをしたり、強くひねったりするのはおすすめできません。

「膝がガクッとする」「急に力が抜ける」「完全に伸ばせない」といった症状も含めて、早めに整形外科などで確認してもらうとよいでしょう。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症診療ガイドライン2023」

痛みが長引く・徐々に悪化している場合

「最初は階段だけだったのに、最近は普通に歩いていても痛くなってきました」

このように膝を曲げると痛い状態が長引いていたり、痛みが出る場面が増えていたりする場合には、一度原因を確認しておきたいところです。

変形性膝関節症では、初期には立ち上がりや歩き始めなどで痛みが出やすく、状態が進むと正座や階段昇降が難しくなり、さらに進行すると安静時にも痛みが出る場合があると言われています。

ただし、「長く痛い=変形性膝関節症」とは限りません。

半月板や靱帯、腱などが関係する可能性もあるため、痛みが続いている期間だけではなく、「以前より歩けなくなった」「曲げられる角度が小さくなった」「夜にも痛む」といった変化を確認しましょう。

日本整形外科学会のガイドラインでも、膝の痛みが続くことで活動性が低下し、体の機能低下につながる可能性が指摘されています。

痛みを我慢し続けるより、日常生活への影響が増えている場合には専門家へ相談することがおすすめです。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症」

膝の痛みは何科を来院する?

「膝を曲げると痛い場合、整形外科と整骨院のどちらへ行けばいいですか?」

原因を調べることを優先するのであれば、まず整形外科への来院が選択肢になります。

整形外科では、痛みが出たきっかけや場所などを確認したうえで、膝の動きや腫れなどを調べ、必要に応じて画像検査が行われます。変形性膝関節症の場合には、基本的にX線検査が用いられ、必要に応じてMRI検査などを行うと言われています。

「MRIは必ず撮るのでしょうか?」

必ず行うわけではありません。日本整形外科学会のガイドラインでは、問診や体の所見から原因を考え、必要に応じて画像検査や関節液検査を実施するとされています。MRIでは軟骨だけでなく、半月板や靱帯などの状態を確認できると言われています。

特に、膝が大きく腫れている、ケガをしてから痛い、ロッキングがある、痛みが徐々に強くなっている場合には、原因を自己判断せず整形外科で確認してもらうことがおすすめです。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症」

医療機関で行われる主な検査・施術

「病院へ行ったら、すぐ手術になるのでしょうか?」

膝を曲げると痛いからといって、必ず手術が必要になるわけではありません。

変形性膝関節症の場合、日本整形外科学会では、状態に応じて薬物療法、運動器リハビリテーション、物理療法、足底板・膝装具などが用いられると言われています。症状が軽い場合には、痛み止めの内服薬や外用薬、関節内へのヒアルロン酸注射などが選択されることもあります。

「それでも改善しなかったら?」

保存的な方法だけでは十分な改善が得られず、日常生活への影響が大きい場合には、状態に応じて手術が検討されるケースがあります。

代表的なものには関節鏡を用いた手術、膝周囲骨切り術、人工膝関節置換術などがあります。ただし、どの方法が適しているかは年齢だけでは決められず、膝の状態や変形の程度、活動量、生活上の困りごとなどによって異なると言われています。

まずは「何のために膝が痛んでいるのか」を確認し、その状態に合わせて方法を選んでいくことが大切でしょう。

引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症」
引用元:日本整形外科学会「変形性膝関節症診療ガイドライン2023」

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サイト監修者

339944988_920863749130132_477700432664946713_n坂口和也
さかぐち整骨院 院長

柔道整復師

2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。

柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。

読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。

【保有資格】

柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員


 

 

 

 

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