目次
アキレス腱炎をほっとくとどうなる?
・痛みや腫れが強くなり慢性化することがある
・歩行や階段・スポーツなど日常動作に影響する
・腱への負担が続く場合はアキレス腱断裂にも注意が必要
「少し痛いだけだから、そのうち落ち着くだろう」と考えて、運動を続けてしまう方もいるのではないでしょうか。
アキレス腱炎は、走る・ジャンプする・地面を蹴るといった動きを繰り返すことで、アキレス腱に負担がかかって起こりやすいと言われています。とくに、痛みが残っている状態で同じ負荷をかけ続けると、症状が長引く可能性があるため注意が必要です。
「歩けるから大丈夫」と思うかもしれませんが、初めは運動後だけだった違和感が、歩くときや階段を上るときにも気になるようになることがあります。アキレス腱炎をほっとくと、痛みや腫れが続き、スポーツだけでなく普段の生活にも影響する可能性があると言われています。
そのため、違和感が続いているときは「まだ動けるから」と無理をせず、アキレス腱にかかる負担を見直すことが大切です。
痛みや腫れが強くなり慢性化することがある
アキレス腱炎では、痛みがある状態でランニングやスポーツを続けると、負担がかかっている部分を十分に休ませにくくなります。
「最初は運動後に少し痛む程度だったのに、最近は朝起きたときも気になる」といった変化がみられる場合もあります。
済生会では、アキレス腱炎は使いすぎによって起こり、十分な回復期間を取らずに繰り返し負荷が加わることが発症につながると言われています。そのため、痛みを我慢して運動を続けるのではなく、状態に合わせて運動量を調整することが大切です。
歩行や階段・スポーツなど日常動作に影響する
アキレス腱は、歩く、走る、ジャンプする、つま先立ちをするといった動作に関わっています。
そのため症状が強くなると、「階段を上ると痛い」「地面を蹴ると違和感がある」「走り始めがつらい」など、スポーツ以外の場面でも気になってくることがあります。
「少しくらいなら動いても大丈夫かな?」と思う方もいるでしょう。しかし、翌日まで痛みが残っているような場合には、スポーツを休んだり、アキレス腱への負担が少ない運動へ変更したりすることがすすめられています。
腱への負担が続く場合はアキレス腱断裂にも注意が必要
「アキレス腱炎をほっとくと、必ず断裂するの?」と心配になる方もいるかもしれません。
アキレス腱炎があるからといって、必ずアキレス腱断裂につながるわけではありません。ただし、アキレス腱周辺に突然強い痛みが出た場合には、断裂など別の状態も考える必要があると言われています。
日本整形外科学会によると、アキレス腱断裂では「後ろから蹴られた」「ボールが当たった」ような感覚を伴い、その後、歩行できる場合でもつま先立ちができなくなることがあるとされています。
急に強い痛みが出た、アキレス腱付近にへこみを感じる、つま先立ちが難しいといった場合は、無理に動かさず整形外科などの医療機関へ相談しましょう。
引用元:セラピストプラネット
https://therapistplanet.co.jp/column/130/
引用元:済生会「アキレス腱炎」
済生会公式ページ
引用元:日本整形外科学会「アキレス腱断裂」
日本整形外科学会公式ページ
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アキレス腱炎で現れやすい症状と悪化のサイン
・アキレス腱を押すと痛い・腫れや熱感がある
・朝起きたときや歩き始めに痛みを感じる
・運動中だけだった痛みが歩行時にも出るようになる
「かかとの少し上が痛いけれど、これってアキレス腱炎なの?」と気になっている方もいるでしょう。
アキレス腱炎では、アキレス腱周辺の痛みや腫れ、押したときの痛みなどが現れやすいと言われています。特にランニングやジャンプを繰り返す方は、運動後に違和感が出ることも少なくありません。
初めのうちは「運動を始めると少し痛いけれど、動いているうちに気にならなくなる」というケースもあります。そのため、そのまま運動を続けてしまう方もいるようです。
ただし、痛みの出るタイミングが変わってきた場合には注意しましょう。朝起きた直後や歩き始めにも痛む、以前より腫れが気になる、日常的な歩行でも痛みを感じるなどの変化は、アキレス腱への負担が続いているサインの一つと考えられています。
アキレス腱を押すと痛い・腫れや熱感がある
アキレス腱炎でみられる症状の一つが、アキレス腱周辺を触ったり押したりしたときの痛みです。
「反対側の足と比べると少し腫れている気がする」「触るといつもより熱っぽい」と感じる方もいるかもしれません。
参考記事では、アキレス腱炎の初期症状として、運動後の痛みやアキレス腱周辺の腫れ、熱感などが現れる場合があると言われています。
ただし、押したときに痛むからといって、自分だけでアキレス腱炎と判断することはおすすめできません。痛みが続いている場合には、無理に押したり揉んだりせず、状態を確認してもらいましょう。
朝起きたときや歩き始めに痛みを感じる
「朝起きて最初の一歩が痛い。でも、しばらく歩いていると少し楽になる」
このような症状も、アキレス腱炎でみられることがあると言われています。
日本整形外科学会では、アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎について、運動したときの痛みだけでなく、朝起きたときにアキレス腱周辺が痛むこともあると説明されています。
朝だけだからと軽く考えるのではなく、何日も続いていないか、以前より痛みが強くなっていないかを確認しておくことが大切です。
運動中だけだった痛みが歩行時にも出るようになる
アキレス腱への負担が続くと、痛みを感じる場面が変化することがあります。
たとえば「以前はランニングの後だけだったのに、最近は普通に歩いていても痛い」というケースです。さらに、階段の上り下りや立ち上がりなど、日常生活の何気ない動作で気になることもあります。
済生会では、アキレス腱炎が進行すると運動中にも痛みを感じるようになり、さらに悪化した場合には日常生活でも痛みを感じるようになると言われています。
痛みの範囲や強さだけを見るのではなく、**「いつ痛むようになったのか」**にも目を向けてみましょう。運動時だけだった症状が歩行時にも出るようになった場合には、無理をせず運動量を調整し、必要に応じて整形外科などの医療機関へ相談することが大切です。
引用元:セラピストプラネット
参考記事「アキレス腱炎をほっとくとどうなる?」
引用元:日本整形外科学会「アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎」
日本整形外科学会公式ページ
引用元:済生会「アキレス腱炎」
済生会公式ページ
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アキレス腱炎になる主な原因
・ランニングやジャンプによるオーバーユース
・ふくらはぎや足首の柔軟性低下
・運動環境・靴・加齢などによる負担
「特にケガをした覚えがないのに、なぜアキレス腱が痛くなったんだろう?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
アキレス腱炎は、一度の大きなケガだけで起こるのではなく、ランニングやジャンプなどによる繰り返しの負担が関係すると言われています。いわゆる「オーバーユース(使いすぎ)」です。
さらに、ふくらはぎや足首の柔軟性、運動する場所、履いている靴など、いくつかの要因が重なってアキレス腱への負担が増えることもあります。
「運動している人だけがなるの?」と思うかもしれませんが、そうとは限りません。加齢に伴う腱の変化なども関係すると考えられているため、スポーツをしていない方でも注意しておきたいところです。
ランニングやジャンプによるオーバーユース
アキレス腱炎の原因としてまず考えられるのが、ランニングやジャンプ動作などによる繰り返しの負担です。
アキレス腱は、走る、跳ぶ、地面を蹴るといった動作で大きな力を受けます。そのため、長距離ランニングやジャンプを繰り返すスポーツなどでは負担が蓄積しやすいと言われています。
特に気をつけたいのが、急に運動量を増やしたときです。「最近ランニングを始めた」「大会前で練習量を増やした」という場合、十分に体が慣れていない状態でアキレス腱への負荷が増えている可能性があります。
ふくらはぎや足首の柔軟性低下
「運動量はそれほど多くないのに痛くなった」という場合は、ふくらはぎや足首の状態にも目を向けてみましょう。
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつないでいる組織です。そのため、ふくらはぎの筋肉が硬くなっていたり、足首を十分に動かしづらかったりすると、運動時にアキレス腱へ負担がかかりやすくなると言われています。
だからといって、痛みが強いときに無理やりストレッチする必要はありません。まずは痛みの程度を確認し、状態に合わせて負担を調整することが大切です。
運動環境・靴・加齢などによる負担
アキレス腱への負担は、体の状態だけで決まるものではありません。
たとえば硬い路面や坂道でのランニング、足に合っていない靴なども影響すると言われています。済生会では、アキレス腱炎の発症要因として、不適切な靴や扁平足などの足部変形、加齢などが挙げられています。
「前と同じ運動をしているから大丈夫」と考えていても、年齢や運動環境が変わればアキレス腱にかかる負担も変化する可能性があります。
アキレス腱炎を繰り返している場合は、運動量だけではなく、ふくらはぎや足首の柔軟性、靴、走る場所などをまとめて見直してみることが大切です。
引用元:セラピストプラネット
参考記事「アキレス腱炎をほっとくとどうなる?」
引用元:済生会「アキレス腱炎」
済生会公式ページ
引用元:日本整形外科学会「アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎」
日本整形外科学会公式ページ
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アキレス腱炎か確認するセルフチェックと自宅でできる対処法
・痛む場所・腫れ・動作を確認するセルフチェック
・痛みがあるときは運動量を減らして負担を調整する
・症状に合わせてストレッチや運動を段階的に行う
「アキレス腱が痛いけれど、まず自宅で何をすればいい?」と悩む方もいるでしょう。
そのようなときは、いきなり強いストレッチやマッサージを行うのではなく、まず痛む場所や腫れ、どの動作で症状が出るのかを確認してみましょう。アキレス腱炎では、かかとの少し上に痛みが出たり、運動時や歩き始めに違和感を覚えたりすることがあると言われています。
大切なのは、セルフチェックだけでアキレス腱炎だと決めつけないことです。痛みの原因には別の状態が隠れている可能性もあります。
また、「早く改善したいから運動してほぐそう」と考える方もいるかもしれません。しかし、痛みが強い時期はアキレス腱への負担を減らし、その後の状態をみながら段階的に運動を取り入れることがポイントと言われています。
痛む場所・腫れ・動作を確認するセルフチェック
まず確認したいのは「どこが、いつ、どのように痛むのか」です。
たとえば、アキレス腱周辺を軽く触れたときに痛みがあるか、左右を比べて腫れていないかを確認します。さらに「朝の一歩目」「普通に歩くとき」「階段」「つま先立ち」「ランニング」など、症状が出る動作もチェックしておくとよいでしょう。
日本整形外科学会では、アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎では、アキレス腱を押したときの痛みや運動時の痛みなどがみられると言われています。
ただし、強く押して痛みを確認する必要はありません。セルフチェックはあくまでも現在の状態を把握する目安として行いましょう。
痛みがあるときは運動量を減らして負担を調整する
「少しくらい痛くても、走っているうちに楽になるから大丈夫」と、そのまま運動を続けていませんか?
アキレス腱炎は、ランニングやジャンプなどの繰り返しによる負荷が関係すると言われています。そのため、痛みが出ているときは練習量や運動内容を一度見直すことが大切です。
済生会では、運動した翌日まで痛みが残る場合、スポーツを休んだり、アキレス腱への負担が少ない運動へ変更したりすることがすすめられています。
「完全に動かない」と自己判断するのではなく、症状に合わせて負荷を調整するという考え方がポイントです。
症状に合わせてストレッチや運動を段階的に行う
痛みが落ち着いてきたら、状態を確認しながらストレッチや運動を取り入れていく方法があります。
参考記事では、アキレス腱炎のセルフケアとして、ふくらはぎのストレッチや筋力を整える運動などが紹介されています。ただ、「伸ばせば伸ばすほどいい」というわけではありません。
ストレッチをして痛みが強くなる場合や、翌日に症状が増している場合は無理をしないことが大切です。最初は負担の小さな内容から始め、「今日は大丈夫だったから少し増やしてみよう」というように段階を踏んでいきましょう。
痛みがなかなか改善しない場合や、歩くのもつらい場合にはセルフケアだけで様子を見続けず、整形外科などの医療機関へ相談することも検討してください。
引用元:セラピストプラネット
参考記事「アキレス腱炎をほっとくとどうなる?」
引用元:日本整形外科学会「アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎」
日本整形外科学会公式ページ
引用元:済生会「アキレス腱炎」
済生会公式ページ
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アキレス腱の痛みが改善しないときの対処法と相談目安
・痛みや腫れが続く場合は医療機関へ相談する
・急な強い痛みや歩けない場合はアキレス腱断裂にも注意する
・改善後も運動量や体の使い方を見直して再発を予防する
「運動を休んでいるのに、アキレス腱の痛みがなかなか改善しない」と不安になっていませんか?
アキレス腱の痛みは、負担を調整することで落ち着いてくる場合がある一方、痛みや腫れが長く続くケースもあると言われています。特に、日常の歩行でも痛む、以前より腫れが目立つ、運動を控えても症状が変わらないといった場合は、セルフケアだけで様子を見続けないことも大切です。
また、急激な強い痛みが出た場合には、アキレス腱炎とは異なる状態も考える必要があります。「いつもの痛みだから」と決めつけず、痛みの強さや出方に変化がないか確認しておきましょう。
症状が改善した後も、すぐに以前と同じ運動量へ戻すのではなく、少しずつ負荷を上げていくことが再発予防のポイントと言われています。
痛みや腫れが続く場合は医療機関へ相談する
「どのくらい痛みが続いたら相談すればいいの?」と迷う方は少なくありません。
日本整形外科学会では、アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎ではアキレス腱周辺に痛みや腫れがみられ、慢性化すると腱が太くなることもあると言われています。
運動量を減らしても痛みが続いている、朝の歩き始めだけでなく日中も痛む、腫れがなかなか引かない。このような場合は自己判断を続けず、整形外科などの医療機関へ相談して状態を確認してもらいましょう。
急な強い痛みや歩けない場合はアキレス腱断裂にも注意する
これまでとは違う急激な痛みが出た場合は注意が必要です。
たとえば「運動中に後ろから蹴られたような感覚があった」「ブチッという感じがした」「急につま先立ちができなくなった」といったケースです。
日本整形外科学会では、アキレス腱断裂が起こると受傷時に後ろから蹴られたような感覚を覚えることがあり、歩行できる場合でもつま先立ちができなくなると言われています。
「歩けるから断裂ではない」とは限りません。急な強い痛みや明らかな動作の変化がある場合は、無理にストレッチや運動をせず、早めに医療機関へ相談してください。
改善後も運動量や体の使い方を見直して再発を予防する
「痛みがなくなったから、今日から元の練習に戻ろう」と考えたくなるところですが、急激に運動量を戻すのは避けたほうがよいと言われています。
参考記事では、アキレス腱炎の予防としてストレッチや筋力を整える運動、適切な靴の使用などが紹介されています。
再びアキレス腱へ負担を集中させないためにも、運動量を段階的に戻しながら、ふくらはぎや足首の状態、靴、走り方なども見直してみましょう。
「なぜアキレス腱に負担がかかったのか」という部分まで振り返ることが、同じ痛みを繰り返さないための一歩になります。
引用元:セラピストプラネット
参考記事「アキレス腱炎をほっとくとどうなる?」
引用元:日本整形外科学会「アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎」
日本整形外科学会公式ページ
引用元:日本整形外科学会「アキレス腱断裂」
日本整形外科学会公式ページ
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サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員








