目次
内側側副靭帯損傷とは?早く治すために知っておきたい症状と重症度
・内側側副靭帯(MCL)は膝の内側を安定させる靭帯
・膝の内側の痛み・腫れ・押したときの痛み・ぐらつきが主な症状
・Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度で損傷の程度と治療方法が異なる
「膝の内側を痛めたけれど、これって内側側副靭帯損傷なのかな?」「できるだけ早く改善して、スポーツに戻りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
内側側副靭帯損傷は、膝の内側にある靭帯を痛めた状態です。スポーツ中の接触や転倒、急な方向転換などをきっかけに起こることがあると言われています。
ただ、同じ内側側副靭帯損傷でも状態は人によって異なります。軽い痛みだけで歩けるケースもあれば、腫れや膝のぐらつきが強く、歩行しづらくなる場合もあります。
「早く改善したいから、少しくらい痛くても動かしたほうがいい?」と思うかもしれません。しかし、早期の改善を目指すためにも、まずはどの程度損傷している可能性があるのかを確認し、状態に合わせて膝への負担を調整することが大切だと言われています。
内側側副靭帯(MCL)は膝の内側を安定させる靭帯
内側側副靭帯(MCL)は、太ももの骨である大腿骨と、すねの骨である脛骨を膝の内側でつないでいる靭帯です。
「どんな役割があるの?」というと、膝に横方向の力が加わったときに、関節が不安定になるのを抑える働きがあると言われています。
たとえば、サッカーやラグビーなどで膝の外側から強い力を受けたり、ジャンプからの着地や方向転換で膝が内側へ入ったりすると、MCLに負担が加わることがあります。
そのため、内側側副靭帯損傷を早く改善していくには、「膝の内側が痛い」という症状だけでなく、どのような動きで痛めたのかを確認することも重要です。
膝の内側の痛み・腫れ・押したときの痛み・ぐらつきが主な症状
「内側側副靭帯を痛めると、どんな症状が出るの?」と気になる方もいるでしょう。
代表的な症状として、膝の内側の痛み、押したときの痛み、腫れ、不安定感などがみられると言われています。
歩いているときはそれほど気にならなくても、方向転換をした瞬間に「ズキッ」と痛んだり、膝の内側を押すとピンポイントで痛みを感じたりするケースもあります。損傷の程度によっては「膝が抜けそう」「踏ん張るのが怖い」と感じることもあるようです。
ただし、膝の内側が痛いからといって、必ずMCLを損傷しているとは限りません。半月板など、ほかの組織が関係している可能性もあります。強い腫れやぐらつき、歩きづらさがある場合は、自己判断で運動を続けないことが大切です。
Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度で損傷の程度と検査方法が異なる
内側側副靭帯損傷は、一般的に損傷の程度によってⅠ度・Ⅱ度・Ⅲ度に分類されると言われています。
Ⅰ度は比較的軽い損傷、Ⅱ度は靭帯の部分的な損傷、Ⅲ度はより大きな損傷として考えられています。当然ながら、状態が違えば必要となる安静期間や固定、リハビリの進め方なども変わってきます。
「じゃあ、自分は何度なの?」と思いますよね。
ここで注意したいのが、痛みの強さだけでは損傷の程度を判断しづらいという点です。膝の安定性や腫れ、損傷した範囲、ほかの靭帯や半月板に問題がないかなども確認する必要があります。
内側側副靭帯損傷を早く改善したい場合ほど、焦ってスポーツへ復帰するのではなく、現在の状態を確認したうえで段階的に負荷を戻していくことが重要だと言われています。「歩けるから大丈夫」と決めつけず、痛みや腫れ、ぐらつきが続いている場合には、医療機関への来院も検討しましょう。
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内側側副靭帯損傷を早く治すには?受傷直後から大切なこと
・まずスポーツや無理な運動を中止して膝を保護する
・腫れや痛みが強い急性期は状態に合わせて冷却・圧迫・挙上を行う
・サポーター・装具などで外反ストレスから靭帯を守る
・痛みが減っても自己判断で運動を再開しない
「内側側副靭帯損傷を早く改善するには、何をすればいいの?」と気になりますよね。
受傷直後は、早くスポーツへ戻りたいからと無理に動かすよりも、まず膝への負担を減らすことが大切だと言われています。特に痛みや腫れが強い時期は、靭帯へ繰り返し負担をかけないよう注意が必要です。
参考記事でも、できるだけ早く改善したい場合こそ無理をせず、安静や固定、負担軽減を意識することが重要だと説明されています。
では、ケガをした直後は具体的に何を意識すればよいのでしょうか。
まずスポーツや無理な運動を中止して膝を保護する
「少し痛いけど歩けるから、もう少し続けても大丈夫かな?」
スポーツ中に膝の内側を痛めると、このように考える方もいるでしょう。しかし、受傷直後に無理をすると、膝の内側へさらに負担が加わる可能性があります。
内側側副靭帯損傷を早く改善していくためには、まず運動を中止し、膝を保護することが大切だと言われています。
特に、切り返しやジャンプ、急停止などは膝に負担がかかりやすい動作です。「まだ動けるから大丈夫」と判断するのではなく、一度休んで膝の状態を確認しましょう。
腫れや痛みが強い急性期は状態に合わせて冷却・圧迫・挙上を行う
受傷直後に膝の内側が腫れてきたり、ズキズキと痛んだりする場合があります。
「こういうときは温めたほうがいい?」と迷うかもしれません。
痛みや腫れが強い急性期では、状態に応じて冷却や圧迫、挙上などを取り入れながら、患部への負担を減らす方法が用いられることがあります。
ただし、冷却を長時間続けたり、強く圧迫したりすればよいというわけではありません。症状には個人差があるため、状態を確認しながら行うことが大切です。
サポーター・装具などで外反ストレスから靭帯を守る
内側側副靭帯は、膝が内側へ入るような外反ストレスによって負担がかかりやすいと言われています。
そこで、損傷の程度によってはサポーターや装具などを使用し、膝の安定性を補助する場合があります。
「サポーターをつければ普通に動いていい?」と思うかもしれませんが、そうとは限りません。サポーターや装具は、あくまで膝を保護するために使用されるものです。
必要な固定方法や期間は損傷の程度によって異なるため、自己判断だけで決めず、専門家に状態を確認してもらうことも検討しましょう。
痛みが減っても自己判断で運動を再開しない
内側側副靭帯損傷で注意したいのが、「痛みが減った=もう大丈夫」と考えてしまうことです。
数日経って痛みが軽くなると、「そろそろ走れるかも」と感じることもあるでしょう。ただ、痛みが落ち着いていても、靭帯や膝の安定性が十分に戻っているとは限らないと言われています。
早く改善したいからこそ、いきなり元の運動量へ戻すのではなく、膝の痛みや腫れ、可動域、安定性などを確認しながら段階的に負荷を上げていくことが重要です。
強い痛みや腫れが続く、膝がぐらつく、体重をかけにくいといった症状がある場合には、無理に運動を再開せず医療機関への来院を検討しましょう。
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内側側副靭帯損傷はどれくらいで治る?Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度の回復期間
・Ⅰ度|軽い損傷では比較的早期の回復が期待できる
・Ⅱ度|部分断裂では数週間以上かけて回復を目指す
・Ⅲ度|完全断裂では回復に数か月かかることもある
・前十字靭帯・半月板などの合併損傷があると期間が長くなる場合がある
「内側側副靭帯損傷は、どれくらいで改善するの?」「来月の試合には間に合う?」と、回復期間が一番気になる方も多いでしょう。
内側側副靭帯損傷の回復期間は一律ではなく、損傷の程度によって数週間から数か月と幅があると言われています。また、年齢や活動量、スポーツの種類、リハビリの進み具合などによっても変わると考えられています。
そのため、「○週間経ったから大丈夫」と期間だけで判断するのではなく、痛みや腫れ、膝の安定性などを確認しながら段階的に復帰することが大切です。
Ⅰ度|軽い損傷では比較的早期の回復が期待できる
Ⅰ度は、内側側副靭帯の損傷が比較的軽い状態として考えられています。
「歩けるから大丈夫?」と思うかもしれませんが、軽度でも膝の内側を押したときの痛みや、動いた際の違和感が残ることがあります。
比較的早期の改善が期待できるケースもあると言われていますが、痛みを我慢してスポーツを続けるのは避けたいところです。早く復帰したいときほど、膝の状態を見ながら負荷を戻していきましょう。
Ⅱ度|部分断裂では数週間以上かけて回復を目指す
Ⅱ度では、靭帯が部分的に損傷している状態と考えられ、Ⅰ度より痛みや腫れ、不安定感が目立つことがあります。
「痛みが減ってきたから走ってもいいかな?」と感じる時期もあるでしょう。
ただし、痛みが軽くなったことだけで回復を判断するのは注意が必要です。数週間以上かけて状態を確認しながら、可動域や筋力、膝の安定性を少しずつ取り戻していくことが大切だと言われています。
Ⅲ度|完全断裂では回復に数か月かかることもある
Ⅲ度は、一般的に内側側副靭帯の完全断裂を含む重度の損傷として扱われます。
膝のぐらつきが強くなり、日常生活にも影響が出るケースがあると言われています。
この段階では「いつスポーツに戻れる?」と焦るより、まず膝の安定性を取り戻すことが重要です。状態によっては回復に数か月を要することもあるため、専門家による評価を受けながら復帰時期を判断することが大切だと考えられています。
前十字靭帯・半月板などの合併損傷があると期間が長くなる場合がある
もう一つ注意したいのが、内側側副靭帯だけを痛めているとは限らないことです。
強い外力やひねりが加わった場合には、前十字靭帯(ACL)や半月板など、膝のほかの組織も同時に損傷している可能性があります。
「なかなか痛みが引かない」「膝が抜ける感じがする」「引っかかって動かしづらい」といった症状が続く場合は、自己判断で運動を再開せず、医療機関への来院を検討しましょう。
内側側副靭帯損傷を早く改善したいからこそ、日数だけにとらわれず、損傷の程度と現在の膝の状態に合わせて回復を進めることが重要だと言われています。
引用元:内側側副靭帯損傷 早く治すために知っておきたい回復の考え方と注意点
セラピストプラネット「内側側副靭帯損傷」参考記事
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内側側副靭帯損傷を早く治すためのリハビリとやってはいけないこと
・痛みと腫れが落ち着いたら膝の可動域を段階的に取り戻す
・大腿四頭筋など膝を支える筋力を回復させる
・スクワット・片脚動作・ランニングなどへ段階的に進める
・痛みを我慢したストレッチや急な切り返し・ジャンプは避ける
「痛みが少し落ち着いてきたから、そろそろ運動してもいい?」と考える方も多いでしょう。
内側側副靭帯損傷を早く改善するには、ずっと安静にするのではなく、膝の状態に合わせて段階的に動かしていくことが大切だと言われています。参考記事でも、動かし始めるタイミングは状態に合わせ、膝だけでなく太ももや股関節にも目を向けることが紹介されています。
ただし、早くスポーツへ戻りたいからと急に負荷を上げるのは注意が必要です。「痛くないから大丈夫」ではなく、可動域や筋力、膝の安定性を確認しながら一段ずつ進めていきましょう。
痛みと腫れが落ち着いたら膝の可動域を段階的に取り戻す
受傷後に膝を動かさない期間が続くと、「曲げるのが怖い」「以前より伸ばしづらい」と感じることがあります。
痛みや腫れが落ち着いてきたら、状態に合わせて膝の曲げ伸ばしを行い、少しずつ可動域を取り戻していくことが大切だと言われています。
ここでポイントになるのが、無理に曲げたり伸ばしたりしないこと。「硬くなっているから一気に伸ばそう」と強いストレッチをするのではなく、痛みや腫れの変化を確認しながら進めましょう。
大腿四頭筋など膝を支える筋力を回復させる
「膝を痛めたのに、太もものトレーニングも必要なの?」と思いますよね。
内側側副靭帯損傷のリハビリでは、膝周辺だけでなく、大腿四頭筋など膝を支える筋肉の働きを取り戻していくことも重要だと考えられています。
さらに、参考記事では太ももだけでなく股関節との関係も意識することが紹介されています。
最初から重い負荷をかけるのではなく、膝の状態を確認しながら筋力を戻していくことがポイントです。
スクワット・片脚動作・ランニングなどへ段階的に進める
膝の曲げ伸ばしや筋力が戻ってきたら、次は実際の動作へ進みます。
たとえば、スクワットから片脚での動作、その後ランニングへ、といったように負荷を段階的に高めていく考え方があります。
「走れるようになったから競技復帰!」と急ぐのではなく、動いたあとに痛みや腫れが増えていないかも確認しましょう。特にスポーツ復帰を目指す場合は、最終的に切り返しやジャンプなど競技特有の動きにも対応していく必要があります。
痛みを我慢したストレッチや急な切り返し・ジャンプは避ける
内側側副靭帯損傷を早く改善したいときほど、「頑張って動かしたほうが早いのでは?」と思いがちです。
しかし、痛みを我慢したストレッチや、急な切り返し、ジャンプなどを早い段階から行うと、膝の内側に負担が加わる可能性があります。
特に方向転換や着地では膝が内側へ入りやすくなるため注意しましょう。
大切なのは、可動域を取り戻す→筋力を戻す→両脚での動作→片脚動作→ランニング→競技動作というように、その時点の膝の状態を確認しながら進めることです。
「早く改善したいから無理をする」のではなく、焦らず段階を踏むことが結果的にスポーツ復帰につながると考えられています。
引用元:内側側副靭帯損傷 早く治すために知っておきたい回復の考え方と注意点
セラピストプラネット参考記事
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内側側副靭帯損傷からスポーツ復帰する目安|治らないときは病院へ
・痛みがないだけでスポーツ復帰を判断しない
・可動域・筋力・膝の安定性・競技動作を確認して復帰する
・強い腫れ・ぐらつき・歩行困難がある場合は早めに受診する
・痛みが長引く場合は半月板や前十字靭帯などの合併損傷にも注意する
「痛みがなくなったから、もうスポーツに戻ってもいい?」と考える方は少なくありません。
内側側副靭帯損傷からのスポーツ復帰では、痛みの有無だけではなく、膝の動きや筋力、安定性などを確認することが大切だと言われています。参考記事でも、痛みや不安定感が長く続く場合には、状態を確認して適切な対応を考える必要があると紹介されています。
早く復帰したい気持ちは自然ですが、焦って負荷を戻すのは避けたいところです。では、何を目安に考えればよいのでしょうか。
痛みがないだけでスポーツ復帰を判断しない
「普通に歩いても痛くないし、もう大丈夫かな?」
ここで注意したいのが、痛みが軽くなったことと、スポーツに必要な機能が十分に戻ったことは同じではないという点です。
日常生活では問題がなくても、ダッシュやジャンプ、急な方向転換では膝に大きな負担が加わります。そのため、内側側副靭帯損傷を早く改善したい場合でも、痛みだけを基準に復帰時期を決めないことが重要だと言われています。
可動域・筋力・膝の安定性・競技動作を確認して復帰する
スポーツ復帰では、「何週間経ったか」だけではなく、膝が十分に曲げ伸ばしできるか、筋力が戻っているか、ぐらつきがないかなどを確認することが大切です。
さらに、競技によって必要な動作は違います。
たとえばサッカーなら走る・止まる・蹴る・切り返す、バスケットボールならジャンプや着地などがあります。「ジョギングできたから復帰」というより、競技で必要となる動きを段階的に確認していくことがポイントだと考えられています。
強い腫れ・ぐらつき・歩行困難がある場合は早めに来院する
「数日休んでいるのに腫れが強い」「膝がグラッとして怖い」という場合は注意が必要です。
強い腫れや痛みが続く、膝に体重をかけにくい、歩行が難しいといった症状がある場合には、自己判断でスポーツを続けないことが大切だと言われています。
また、膝が不安定な状態で無理に運動すると、思うような動作ができないこともあります。気になる症状が強い場合には、早めに医療機関へ来院し、必要な検査を受けることも検討しましょう。
痛みが長引く場合は半月板や前十字靭帯などの合併損傷にも注意する
内側側副靭帯損傷では、MCLだけを痛めているとは限りません。
スポーツ中に膝へ強い外力やひねりが加わった場合、前十字靭帯(ACL)や半月板などを同時に損傷しているケースもあると言われています。
「時間が経っても痛みが改善しない」「膝が引っかかる」「方向転換すると抜けるような感じがする」といった場合には、ほかの組織が関係していないか確認することも大切です。
内側側副靭帯損傷から早くスポーツ復帰したいときほど、焦りは禁物です。痛み→可動域→筋力→膝の安定性→競技動作と段階を踏み、その日の膝の状態を確認しながら復帰を目指すことが大切だと言われています。
引用元:内側側副靭帯損傷 早く治すために知っておきたい回復の考え方と注意点
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サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員








