目次
太ももツボ図|前側・内側・外側・裏側の位置を一覧で確認
- 太もものツボを正面・内側・外側・裏側に分けた全体図
- 太ももの前側にある代表的なツボ
- 太ももの内側にある代表的なツボ
- 太ももの外側にある代表的なツボ
- 太ももの裏側にある代表的なツボ
- ツボの位置には個人差があることを説明
「太もものツボは、どこを押せばいいのでしょうか?」
太ももには、前側だけでなく、内側・外側・裏側にも複数のツボがあります。まずは太ももツボ図を見ながら、自分が張りや重さを感じている場所と照らし合わせてみましょう。
ただし、ツボは目で見えるものではありません。「図と少し位置が違う」と感じても、すぐに間違いとは限らないので安心してください。
太ももの前側にある代表的なツボ
「階段を上ったあと、前ももがパンパンになります」
そのようなときに確認されるのが、伏兎(ふくと)や梁丘(りょうきゅう)です。伏兎は太ももの前面、梁丘は膝のお皿の外側から少し上にあると言われています。前側の筋肉が張っていると、押した際に重く響くように感じる場合があります。
太ももの内側にある代表的なツボ
内側には、箕門(きもん)や血海(けっかい)があります。血海は膝のお皿の内側上方にあり、内ももの重だるさや足の冷え、むくみが気になる際に用いられるツボと言われています。
太ももの外側にある代表的なツボ
「外側が張って、横向きで寝ると気になります」
この場合に知られているのが、風市(ふうし)や中瀆(ちゅうとく)です。風市は、立った状態で腕を自然に下ろし、中指が太ももの外側に触れる付近が目安とされています。図だけで一点を決めず、周囲を指の腹でやさしく探すのがコツです。
太ももの裏側にある代表的なツボ
裏側には、承扶(しょうふ)や殷門(いんもん)があります。殷門は、お尻の下から膝裏までを結んだ太もも裏側の中央付近に位置すると言われています。参考記事では、お尻から太ももにかけての痛みやしびれが気になる際に用いられるツボとして紹介されています。
ツボの位置には個人差がある
「図と同じ場所を押しても、よくわかりません」
骨格や筋肉のつき方、指の幅には個人差があるため、図の位置はあくまで目安です。強く押して探すのではなく、周囲を少しずつ触り、心地よく響く場所を確認しましょう。強い痛みやしびれ、腫れがある場合はツボ押しを中止し、整形外科などへ来院することが大切です。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/zakotsu-tubo/
引用元:ミントはり灸院
https://www.mint-acu.com/kenkou/10325.html/
#太ももツボ図 #太もものツボ #血海 #風市 #殷門
太ももの前側・内側にある代表的なツボと期待される作用
- 梁丘(りょうきゅう)|太ももの前側や膝周辺の張り
- 血海(けっかい)|太ももの内側、むくみや冷えが気になるとき
- 箕門(きもん)|太ももの内側にあるツボ
- 陰包(いんぽう)|内ももの張りや違和感が気になるとき
- それぞれの位置を指幅や骨を目安に探す方法
- 症状の改善を保証するものではなく、セルフケアの一つであることを明記
「前ももが張っている」「内ももの重さや冷えが気になる」というときは、太ももの前側・内側にあるツボを確認してみましょう。代表的なものには、梁丘・血海・箕門・陰包があります。ただし、ツボの位置や押したときの感覚には個人差があるため、図に示された一点だけを強く押す必要はありません。
梁丘(りょうきゅう)|前ももや膝周辺が気になるとき
梁丘は、膝のお皿の外側上端から指幅3本ほど上にあると言われています。椅子に座り、膝を軽く伸ばすと前ももの筋肉がわかりやすくなるでしょう。東洋医学では、膝周辺の張りや前ももの違和感がある際に用いられるツボの一つとされています。
血海(けっかい)|内ももの重だるさや冷え
「内側はどこを目安にすればいいですか?」
まず探しやすいのが血海です。膝を曲げた状態で、膝のお皿の内側上端から指幅3本ほど上に進み、筋肉が盛り上がるあたりを確認します。血海は、東洋医学において足の冷えやむくみ、内ももの重だるさが気になるときに使われると言われています。
箕門(きもん)|太ももの内側にあるツボ
箕門は、血海から脚の付け根へ向かう太ももの内側のライン上にあります。太ももの付け根と膝を結んだとき、中央よりやや上が目安です。ただし、この周辺には太い血管が通っているため、脈を感じる場所を強く押すのは避けましょう。指の腹でそっと触れ、痛みのない範囲で確認してください。
陰包(いんぽう)|内ももの張りや違和感
陰包は、膝の内側にある骨の出っ張りから指幅5本ほど上、縫工筋と内転筋の間に位置すると言われています。内ももの張りが気になる場合に選ばれることがありますが、ぐりぐりと押す必要はありません。息を吐きながら数秒間やさしく圧をかけ、違和感が増す場合は中止しましょう。
ツボ押しは、症状の改善を保証するものではなく、日常生活で取り入れられるセルフケアの一つです。強い痛みや腫れ、しびれ、歩きにくさが続く場合は、ツボ押しだけで様子を見ず、整形外科などの医療機関へ来院してください。
引用元:WHO「WHO standard acupuncture point locations」
https://iris.who.int/
引用元:ミントはり灸院「太もものツボを図解」
https://www.mint-acu.com/
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「坐骨神経痛のツボ」
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/
#太もものツボ #梁丘 #血海 #箕門 #陰包
太ももの外側・裏側にある代表的なツボと期待される作用
- 風市(ふうし)|太ももの外側の張りや重だるさ
- 中瀆(ちゅうとく)|太ももの外側や股関節周辺の違和感
- 承扶(しょうふ)|お尻と太ももの境目
- 殷門(いんもん)|太ももの裏側の張りや坐骨神経に沿った不快感
- 委中(いちゅう)|膝裏にあるツボ
- 坐骨神経痛では腰やお尻に原因がある場合もあることを説明
「立ち仕事のあと、太ももの外側や裏側が重く感じます」
そんなときは、風市・中瀆・承扶・殷門・委中の位置を確認してみましょう。東洋医学では、これらは脚の張りや重だるさなどが気になる際に用いられるツボと言われています。ただし、強い痛みやしびれがある場合は、無理に押さないことが大切です。
風市(ふうし)|太ももの外側の張りや重だるさ
風市は、まっすぐ立って腕を自然に下ろした際、中指の先が太ももの外側に触れるあたりが目安です。「場所がわかりにくい」という方は、外側を手のひらで軽くなでてから、指の腹でやさしく探してみてください。脚の重だるさや外ももの張りが気になる際に選ばれると言われています。
中瀆(ちゅうとく)|外ももや股関節周辺の違和感
中瀆は、風市から膝方向へ指幅3本ほど下がった外側に位置するとされています。股関節から太ももの外側にかけて、張ったような感覚がある場合に用いられることがあるツボです。骨を直接押すのではなく、周囲の筋肉へゆっくり圧をかけましょう。
承扶(しょうふ)|お尻と太ももの境目
「座っていると、お尻の下が気になります」
承扶は、お尻と太ももの境目にある横じわの中央付近です。お尻から太ももの裏側にかけての張りや不快感がある際に使われると言われています。座った姿勢では圧がかかりやすいため、立った状態や横向きで確認すると探しやすいでしょう。
殷門(いんもん)|太ももの裏側の張り
殷門は、承扶と膝裏を結んだ線上にあり、太ももの裏側の中央よりやや上が目安です。参考記事では、坐骨神経に沿うような痛みや太もも裏の張りが気になる際のツボとして紹介されています。両手で太ももを包み、親指以外の指で軽く押す方法なら、余計な力が入りにくくなります。
委中(いちゅう)|膝裏にあるツボ
委中は、膝を軽く曲げたときにできる膝裏の横じわ、その中央付近にあると言われています。膝裏には血管や神経が通っているため、強く押し込まず、指を当てる程度から始めてください。
なお、坐骨神経痛は太ももだけの問題とは限りません。坐骨神経は腰からお尻を通って脚へ伸びており、腰周辺で神経が刺激・圧迫されることで、お尻や脚に痛み、しびれが現れる場合があるとされています。 ツボ押しは症状の改善を保証するものではなく、あくまでセルフケアの一つです。しびれや力の入りにくさが続く場合は、整形外科などへ来院しましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/zakotsu-tubo/
引用元:WHO標準経穴部位
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2862941/
引用元:NHS「Sciatica」
https://www.nhs.uk/conditions/sciatica/
#太もものツボ #風市 #殷門 #坐骨神経痛 #太ももの張り
症状別に選ぶ太もものツボと自分でできる正しい押し方
- 太ももの痛みや筋肉の張りが気になる場合
- 足のだるさや疲労感がある場合
- むくみや冷えが気になる場合
- お尻から太ももにかけて痛みやしびれがある場合
- 親指や手のひら、ボールを使った刺激方法
- 「痛気持ちいい」程度の強さ、回数、時間の目安
- 入浴後やリラックスした状態で行うポイント
「太もものツボ図を見ても、どこを選べばよいのかわかりません」
そんなときは、ツボの名前だけで決めず、張り・だるさ・冷え・しびれなど、今感じている症状を目安にしましょう。ただし、ツボ押しは症状の改善を保証するものではありません。あくまで日常生活に取り入れられるセルフケアの一つとして、無理のない範囲で行うことが大切です。
太ももの痛みや筋肉の張りが気になる場合
前ももや膝周辺が張るときは梁丘、外ももの重さが気になる場合は風市が使われると言われています。太ももの裏側に張りを感じるなら、殷門も選択肢の一つです。押す場所を一点に決めつけず、周囲を指の腹で触りながら、少し硬さを感じる場所を探してみましょう。
足のだるさや疲労感がある場合
長時間歩いた日や立ち仕事のあとには、風市や血海などが用いられると言われています。親指だけで強く押すと手が疲れやすいため、手のひらで太ももを包み、ゆっくり圧を加える方法もおすすめです。呼吸を止めず、息を吐きながら押すと余計な力が入りにくくなります。
むくみや冷えが気になる場合
「夕方になると脚が重く感じます」
そのようなときは、太ももの内側にある血海などが使われることがあります。ただし、片脚だけが急に腫れた場合や、赤み・熱感・強い痛みがある場所は押さないでください。むくみにはさまざまな原因が考えられるため、症状が続く場合は医療機関への来院が必要です。
お尻から太ももに痛みやしびれがある場合
お尻と太ももの境目にある承扶や、太もも裏側の殷門は、坐骨神経に沿った不快感がある際に用いられるツボとして紹介されています。参考記事では、殷門を「痛気持ちいい」と感じる程度で刺激する方法が案内されています。
ただし、坐骨神経痛では腰やお尻周辺の神経が刺激され、脚に痛みやしびれが現れる場合があると言われています。しびれが強くなる、脚に力が入りにくいといった症状があれば、ツボ押しだけで様子を見ないようにしましょう。
親指・手のひら・ボールを使う押し方
親指で押す場合は、爪を立てず指の腹を使います。広い範囲が張っているなら、手のひらで包むように圧を加えてください。ボールを使う際は、床では圧が強くなりやすいため、最初は壁と太ももの間に挟む方法がよいでしょう。神経に響くような鋭い痛みが出たら、すぐに中止します。
強さは「痛気持ちいい」と感じる程度を目安に、1か所につき5~10秒ほど押して離す動作を3~5回行いましょう。長時間押し続ける必要はありません。入浴後など体が温まり、落ち着いている時間帯は筋肉のこわばりを感じにくくなる場合があります。温熱は筋肉のこわばりを一時的に和らげることがある一方、けがをした直後や熱感がある場所には適さないこともあります。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/zakotsu-tubo/
引用元:NHS「Sciatica」
https://www.nhs.uk/conditions/sciatica/
引用元:MSDマニュアル「痛みと炎症に対する施術」
https://www.msdmanuals.com/
#太もものツボ #ツボの押し方 #足のだるさ #太ももの張り #坐骨神経痛
太もものツボを押すときの注意点と病院・整骨院へ相談する目安
- 強い痛みが出るまで押さない
- 腫れ、熱感、内出血、けががある場所は刺激しない
- 妊娠中、血液を固まりにくくする薬を使用中、持病がある場合の注意
- 片脚だけが急に腫れた場合はツボ押しを行わない
- しびれや筋力低下、歩行困難がある場合
- 腰痛とともに排尿・排便の異常が現れた場合
- セルフケアを続けても改善しない場合の相談先
「痛いほど押したほうが、効いている感じがしませんか?」
実は、強い痛みを我慢して押す必要はありません。参考記事でも、太もものツボ周辺には血管や神経が通っているため、強すぎる圧迫を避け、不快感が出たら中止することが大切だと言われています。ツボ押しはあくまでセルフケアの一つです。症状によっては、先に病院へ来院したほうがよいケースもあります。
強い痛みが出るまで押さない
ツボを押す強さは、心地よさを感じる程度が目安です。「ズキッとする」「電気が走るように響く」と感じた場合は、すぐに指を離しましょう。翌日まで痛みが残るほど押すと、筋肉や皮下組織への負担につながる可能性があります。
腫れ・熱感・内出血がある場所は刺激しない
けがをした直後や、腫れ、熱感、赤み、内出血がある場所への刺激は避けてください。妊娠中や持病がある方、血液を固まりにくくする薬を使用している方は、内出血や出血が起こりやすい場合があると言われています。自己判断で強く押さず、かかりつけの医師へ確認すると安心です。
片脚だけが急に腫れた場合
「片方の太ももだけが、急に腫れてきました」
このような場合は、ツボ押しを行わないでください。片脚の痛みや腫れ、熱感、皮膚の色の変化は、深部静脈血栓症でもみられる症状だと言われています。特に息苦しさや胸の痛みを伴う場合は、速やかに医療機関へ相談する必要があります。
しびれや筋力低下、歩行困難がある場合
しびれが広がる、脚に力が入らない、つまずきやすい、歩くのが難しいといった症状がある場合は、整骨院より先に整形外科などへ来院しましょう。神経が圧迫されている可能性も考えられるため、ツボ押しだけで長く様子を見るのはおすすめできません。
排尿・排便の異常は早急に病院へ
腰痛や脚のしびれとともに、尿が出にくい、尿や便を漏らす、股の周辺の感覚が鈍いといった変化が現れた場合は、早急な検査が必要だと言われています。これらは馬尾神経が圧迫された際にみられる重要な症状です。夜間や休日であっても、救急外来へ相談してください。
軽い張りや疲労感であれば、無理のないツボ押しで経過をみる方法もあります。ただし、数日続けても改善しない、何度も繰り返す場合は、まず整形外科で原因を確認しましょう。骨折や血栓、強い神経症状などが否定されたうえで、筋肉の張りや姿勢、動作の問題が考えられる場合は、整骨院へ相談するのも選択肢の一つです。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/zakotsu-tubo/
引用元:NHS「深部静脈血栓症」
https://www.nhs.uk/conditions/deep-vein-thrombosis-dvt/
引用元:Buckinghamshire Healthcare NHS「馬尾症候群」
https://www.buckshealthcare.nhs.uk/
#太もものツボ #ツボ押しの注意点 #片脚の腫れ #坐骨神経痛 #病院へ相談
サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員
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