目次
首の筋肉とは?名前・場所・役割をわかりやすく解説
・首の筋肉は頭を支えながらさまざまな方向へ動かしている
・首の筋肉は「前側・横側・後ろ側」に分けるとわかりやすい
・表層筋と深層筋では役割が異なる
「首の筋肉って、具体的にどこにあるの?」と聞かれると、意外と答えるのが難しいかもしれません。
首には1つの大きな筋肉があるわけではなく、前側・横側・後ろ側にさまざまな筋肉があります。それぞれが協力しながら頭を支えたり、首を動かしたり、姿勢を保ったりしていると言われています。
首の筋肉を理解するときは、難しい筋肉名を一つひとつ覚えるより、「どこにあるのか」「どんな動きに関係しているのか」をセットで見ていくとわかりやすいでしょう。
首の筋肉は頭を支えながらさまざまな方向へ動かしている
首の筋肉には、頭を支えるという大切な役割があります。
参考記事では、成人の頭の重さはおよそ4〜6kgとされており、首の筋肉や骨格などによって支えられていると言われています。
「じっとしているときなら、首の筋肉はあまり使わないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、正面を向いているときも、頭が前後左右へ大きく傾かないように首周辺の筋肉が働いています。
さらに、振り向く、うなずく、上を見る、首を横へ傾けるといった動きにも複数の筋肉が関係しています。つまり首の筋肉は、頭を支えるだけではなく、日常生活のさまざまな動きを支えていると考えられています。
首の筋肉は「前側・横側・後ろ側」に分けるとわかりやすい
「首には筋肉がたくさんあって難しそう」という方は、まず前側・横側・後ろ側に分けて考えてみましょう。
たとえば、首の前から横にかけては胸鎖乳突筋、横側の深いところには斜角筋群があります。後ろ側には僧帽筋や板状筋、後頭下筋群などが位置しています。
ただし、それぞれの筋肉が単独で動いているわけではありません。顔を横へ向けるだけでも複数の筋肉が関わるため、「この動きはこの筋肉だけ」と考えるのではなく、周囲の筋肉と協力して動いていると考えるとイメージしやすくなります。
表層筋と深層筋では役割が異なる
首の筋肉は、前・横・後ろという位置だけではなく、「表層筋」と「深層筋」という深さで考える方法もあります。
簡単にいうと、表層筋は皮膚に比較的近いところにあり、深層筋は骨に近い深いところに位置する筋肉です。
参考記事では、首の表層にある筋肉は首を大きく動かす働きに関係し、深層にある筋肉は頭や首の安定、細かな動きなどに関係していると言われています。
そのため、「首を動かす筋肉」だけを見るのではなく、その奥で姿勢や細かな動きを支えている筋肉にも目を向けることが大切です。首の筋肉を表面と深部の両方から理解すると、首こりや姿勢との関係もイメージしやすくなるでしょう。
引用元:Therapist Planet
首の筋肉とは?こり・違和感が起こる理由と日常生活での対策
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首の筋肉の名前一覧|前・横・後ろにある代表的な筋肉
・首の前側|胸鎖乳突筋・広頚筋・舌骨筋群
・首の横側|斜角筋・肩甲挙筋
・首の後ろ側|僧帽筋・板状筋・後頭下筋群
「首の筋肉には、どんな名前があるの?」と気になっても、種類が多くて覚えにくいですよね。
首には、頭を動かす筋肉だけでなく、姿勢を保ったり肩甲骨の動きを助けたりする筋肉もあります。参考記事でも、首は重い頭を支えながら多方向へ動くため、複数の筋肉が関わっていると説明されています。
そこで、まずは難しく考えず「前側・横側・後ろ側」の3つに分けて見ていきましょう。代表的な首の筋肉の名前と位置がわかると、「首の横が張る」「後頭部が重い」といった感覚についても考えやすくなります。
首の前側|胸鎖乳突筋・広頚筋・舌骨筋群
首の前側で比較的イメージしやすいのが「胸鎖乳突筋」です。耳の後ろ付近から胸骨や鎖骨へ向かって伸びており、顔を反対側へ向けたり、首を傾けたりする動きに関係すると言われています。
「あごの下にも筋肉があるの?」と思う方もいるでしょう。首の前側には、皮膚のすぐ下に広がる広頚筋のほか、舌骨の周辺には舌骨上筋群・舌骨下筋群があります。これらは首の動きだけでなく、口を開ける動作や飲み込みなどにも関係しています。
首の横側|斜角筋・肩甲挙筋
首の横側にある代表的な筋肉が「斜角筋」です。斜角筋は前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋に分けられ、首を横へ傾ける動きや呼吸の補助などに関係すると言われています。
もう一つ覚えておきたいのが肩甲挙筋です。その名前の通り肩甲骨を持ち上げる働きがあり、頚椎と肩甲骨をつないでいます。
「首の横から肩にかけて張る感じがする」という場合でも、関係している筋肉は一つとは限りません。首と肩は複数の筋肉によって連動しているため、広い範囲で考えることが大切でしょう。
首の後ろ側|僧帽筋・板状筋・後頭下筋群
首の後ろ側には、僧帽筋や頭板状筋・頚板状筋、さらに深い位置には後頭下筋群などがあります。
僧帽筋は首から肩、背中にかけて広がる大きな筋肉です。一方、板状筋は頭や首を後ろへ反らしたり、左右へ向けたりする動きに関係すると言われています。
さらに、頭と首の境目付近にあるのが後頭下筋群です。小さな筋肉ですが、頭の位置を細かく調整する働きに関係するとされています。
このように「首の筋肉」といっても場所や役割はさまざまです。前・横・後ろの筋肉がそれぞれ協力することで、頭を支えながら細かな首の動きを作っていると考えられています。
引用元:Therapist Planet
首の筋肉とは?こり・違和感が起こる理由と日常でできる整え方
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首の筋肉が硬くなるとどうなる?首こり・肩こり・頭痛との関係
・胸鎖乳突筋・斜角筋が硬くなったときに感じやすい不調
・僧帽筋・肩甲挙筋・板状筋が硬くなったときに感じやすい不調
・後頭下筋群の緊張と後頭部の張り・頭痛との関係
「首の筋肉がガチガチに硬い」「首だけでなく肩まで重く感じる」という経験はありませんか?
参考記事では、首の筋肉がこわばる背景には、毎日の姿勢や動作による小さな負担の積み重ねがあると言われています。
ただし、首こりや肩こり、頭痛があるからといって、必ず特定の筋肉だけが原因とは限りません。首には複数の筋肉が重なっており、姿勢や肩甲骨の位置、生活習慣なども関係します。「どのあたりがつらいのか」を確認しながら、関係する筋肉を見ていきましょう。
胸鎖乳突筋・斜角筋が硬くなったときに感じやすい不調
首の前から横にかけて張りを感じる場合、胸鎖乳突筋や斜角筋などが関係していることがあります。
胸鎖乳突筋は、顔を横へ向けたり首を傾けたりするときに働く筋肉です。斜角筋も首の動きに加えて呼吸を補助する働きがあると言われています。
「デスクワークをしていると首の横がつらくなる」という方もいるでしょう。長時間同じ姿勢を続けていると、こうした筋肉にも負担がかかりやすくなります。
僧帽筋・肩甲挙筋・板状筋が硬くなったときに感じやすい不調
「首から肩にかけて重だるい」というときに注目したいのが、僧帽筋や肩甲挙筋、板状筋です。
僧帽筋は首から肩、背中まで広がり、肩甲挙筋は首と肩甲骨をつないでいます。また、板状筋は首を反らす、横を向くといった動きに関係すると言われています。
そのため、パソコン作業やスマートフォンを見る時間が長く、頭が前へ出た姿勢が続くと、首から肩周辺の筋肉に負担が集中する場合があります。
後頭下筋群の緊張と後頭部の張り・頭痛との関係
「首の付け根が詰まったように感じる」「後頭部まで重い」という方は、後頭下筋群にも目を向けてみましょう。
後頭下筋群は、後頭部と上位頚椎の間にある小さな筋肉の集まりで、頭の位置や細かな動きを調整する働きがあると言われています。
参考記事でも、首は頭を支えながら視線やバランスを細かく調整しているため、日常的に負担がかかりやすい部位と説明されています。
ただし、頭痛にはさまざまな原因があります。首の筋肉が硬いからと自己判断せず、突然の激しい頭痛やいつもと違う症状などがある場合は、医療機関への相談も検討しましょう。
引用元:Therapist Planet
首の筋肉とは?こり・違和感が起こる理由と日常でできる整え方
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首の筋肉が硬くなる原因は?スマホ・姿勢・デスクワークとの関係
・長時間のスマホ・パソコンで頭が前に出ている
・猫背・巻き肩など姿勢の崩れで首に負担が集中する
・運動不足・浅い呼吸・ストレスなども首の緊張につながる
「特に運動をしていないのに、夕方になると首がガチガチになる」という方も多いのではないでしょうか。
首の筋肉が硬くなる背景には、強い負荷だけではなく、毎日の小さな負担の積み重ねが関係すると言われています。参考記事でも、長時間同じ姿勢を続けることや視線の位置、心理的なストレスなどが首のこわばりに関係すると説明されています。
とくに注意したいのが、スマホやパソコンを使うときの姿勢です。何気なく続けている習慣が、知らないうちに首の筋肉へ負担をかけている可能性があります。
長時間のスマホ・パソコンで頭が前に出ている
スマホを見ているとき、「気づいたら顔が画面に近づいていた」という経験はありませんか?
スマホやパソコンを長時間使っていると、視線が下がり、頭が前へ出た姿勢になりやすいと言われています。
頭が前方へ移動した状態では、その位置を支えるために首の後ろ側などの筋肉が働き続けることになります。さらに、長時間同じ姿勢を続けること自体も、首の筋肉がこわばる要因の一つと考えられています。
「仕事だからパソコンは避けられない」という場合は、画面の位置を調整したり、同じ姿勢を長く続けないようにしたりすることも意識してみましょう。
猫背・巻き肩など姿勢の崩れで首に負担が集中する
首だけを揉んでも、しばらくするとまた重くなる。そんな場合は、首以外の姿勢にも目を向けてみてください。
猫背や巻き肩のように背中が丸くなり、肩が前へ出る姿勢では、頭も前方へ移動しやすくなります。その状態が続くと、頭を支える首や肩周辺の筋肉に負担がかかりやすいと言われています。
つまり、首の筋肉が硬いからといって、首だけに問題があるとは限りません。肩甲骨や背中を含め、体全体の姿勢を確認することも大切です。
運動不足・浅い呼吸・ストレスなども首の緊張につながる
「姿勢には気をつけているのに、首が張る」という方もいるでしょう。
首の筋肉の緊張には、日常的な活動量や呼吸、心理的ストレスなど、さまざまな要素が関係する場合があります。参考記事でも、心理的ストレスが続くと無意識に肩へ力が入り、首周辺の筋肉が緊張しやすくなると説明されています。
また、斜角筋など首周辺には呼吸を補助する筋肉もあります。そのため、首の張りが気になるときは、首だけを強く揉むのではなく、姿勢や呼吸、普段の過ごし方まで振り返ってみることが大切でしょう。
引用元:Therapist Planet
首の筋肉とは?こり・違和感が起こる理由と日常でできる整え方
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首の筋肉をほぐすには?自宅でできるストレッチと注意点
・首の前・横をやさしく伸ばす胸鎖乳突筋・斜角筋ストレッチ
・首の後ろから肩を整える僧帽筋・肩甲挙筋・後頭下筋群のセルフケア
・強く揉むのはNG?しびれ・強い痛みなど医療機関へ相談したい症状
「首が硬いから、強く揉めば楽になるのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、首の筋肉は強く刺激すればよいとは限りません。
参考記事でも、首のセルフケアは刺激の強さよりも、姿勢や動かし方を整えながら「やりすぎない」ことが大切だと言われています。
首の筋肉をほぐしたいときは、無理に押したり勢いよく回したりせず、「少し伸びて気持ちいい」と感じる程度から始めてみましょう。痛みやしびれが出た場合は、そのまま続けないことも重要です。
首の前・横をやさしく伸ばす胸鎖乳突筋・斜角筋ストレッチ
首の前から横にある胸鎖乳突筋や斜角筋を伸ばすときは、椅子に座って背すじを軽く伸ばします。
たとえば右側を伸ばしたい場合は、右肩が上がらないように意識しながら、頭をゆっくり左へ傾けてみましょう。そこから少し上を向くように調整すると、首の前から横に伸びる感覚が出る場合があります。
「グイッと伸ばしたほうが効きそう」と感じても、無理は禁物です。首には神経や血管なども通っているため、反動をつけず、痛みのない範囲でゆっくり行いましょう。
首の後ろから肩を整える僧帽筋・肩甲挙筋・後頭下筋群のセルフケア
首の後ろから肩にかけて張る場合は、僧帽筋や肩甲挙筋などに負担がかかっている可能性があります。
まずは肩の力を抜き、頭をゆっくり前や斜め前へ倒して、首の後ろから肩周辺を軽く伸ばしてみてください。また、デスクワークの途中で肩を回したり、立ち上がって姿勢を変えたりする方法も取り入れやすいでしょう。
後頭下筋群がある首の付け根についても、強く押し続けるのではなく、同じ姿勢を長時間続けないことがポイントです。参考記事でも、セルフケアでは「強い刺激を加える」より、首に負担が集中しにくい環境を整えることが重要だと言われています。
強く揉むのはNG?しびれ・強い痛みなど医療機関へ相談したい症状
首がつらいと、つい硬い部分を強く揉みたくなりますよね。しかし、強く押したり無理に動かしたりすると、かえって痛みや違和感が強くなる場合があります。
セルフケア中に痛みやしびれが出る場合は、無理に続けないようにしましょう。
また、首の強い痛みが続く、腕や手にしびれがある、力が入りにくい、転倒や事故のあとから痛むといった場合には、筋肉のこりだけとは限りません。セルフケアだけで様子を見続けず、必要に応じて医療機関へ相談することが大切です。
引用元:Therapist Planet
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サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員








