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足首の硬さにはどんなデメリットがある?体に起こりやすい影響
「足首が少し硬いくらいなら、特に困らないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ところが、足首は立つ・歩く・しゃがむといった日常動作でよく使われる関節です。参考記事でも、足首の可動域が狭くなると、しゃがみにくさやつまずきやすさなどにつながる可能性があると言われています。
しゃがむとかかとが浮きやすくなる
「しゃがもうとすると、どうしてもかかとが上がってしまう」という方はいませんか?
日本整形外科学会によると、かかとをつけるとしゃがめない場合、ふくらはぎの筋肉や足首の関節が硬く、足首の「背屈」が制限されている可能性があると言われています。
背屈とは、すね側につま先を近づける動きのことです。しゃがむ際にはこの動きが必要になるため、可動域が少ないと、深くしゃがみにくくなる場合があります。
引用元:https://www.joa.or.jp/public/motion/heel.html
歩行や階段などの日常動作にも影響することがある
「普通に歩けているから大丈夫」と感じていても、歩行では足首が曲がったり伸びたりしながら体を前へ運んでいます。
足首が硬くなると、その動きを別の場所で補おうとして、歩幅が狭くなったり、足を持ち上げにくく感じたりするケースもあると言われています。
参考記事でも、足首の動きが制限された状態ではバランスを崩しやすくなり、つまずきやすさにも関係する可能性があると紹介されています。
引用元:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2024121900009-spnavido
膝・股関節・腰が動きを補うケースもある
足首だけが硬くても、「ほかの関節には関係ないですよね?」と思いますよね。
実際には、歩く・走る・しゃがむといった動きは、足首だけで完結するものではありません。足首の動きが少なければ、膝や股関節などをいつもより大きく使って補う場合があります。
ただし、足首が硬いからといって、必ず膝痛や腰痛が起こるわけではありません。姿勢や筋力、股関節の柔軟性など、さまざまな要因が関係すると考えられています。
スポーツ動作にも影響する可能性がある
スクワットやジャンプ、着地などでは足首の背屈が使われます。
研究では、足首の背屈が制限されている場合、ジャンプの着地時に下肢の動き方が変化する可能性があると言われています。ただし、どの部分にどの程度影響するかについては研究によって違いもあるため、「硬い足首=ケガの原因」と単純に決めつけることはできません。
スポーツをしている方は、足首だけを見るのではなく、膝や股関節を含めた動き全体をチェックしておくことが大切でしょう。
引用元:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26117159/
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なぜ足首が硬いと膝や腰に負担がかかる?体の連動を解説
「足首が硬いのに、どうして膝や腰まで関係するんですか?」
ここは少しイメージしづらい部分かもしれません。
人が歩いたりしゃがんだりするときは、足首・膝・股関節がそれぞれ単独で動いているわけではなく、お互いに動きを補いながら体を支えています。そのため、足首の動きが少なくなると、別の関節の使い方が変わる可能性があると言われています。
足首の「背屈」が不足すると動き方が変わる
足首の硬さを考えるうえで注目したいのが「背屈」です。
「背屈って何ですか?」
立った状態で膝を前へ出したとき、すねが足の甲側へ倒れていく動きがあります。これが背屈です。
日本整形外科学会でも、かかとをつけた状態でしゃがめないケースでは、ふくらはぎや足首の硬さによって背屈が制限されている可能性があると言われています。
引用元:https://www.joa.or.jp/public/motion/heel.html
歩くときにも足首は曲げ伸ばしされている
普段何気なく歩いていますが、足首は歩行中に細かく動いています。
足を地面につけてから体が前へ進む場面では、足首が曲がり、その後は地面を蹴るように伸びていきます。
「じゃあ、足首が硬いと歩けなくなるんですか?」
必ずしもそうではありません。人の体には動きを補う仕組みがあるため、膝や股関節、体幹などを使って歩けるケースもあります。ただ、その補い方が大きくなると、動きのクセにつながることがあると言われています。
しゃがむときは膝や股関節で補う場合もある
足首の背屈が十分でない場合、しゃがむために膝や股関節の使い方を変えるケースがあります。
たとえば、かかとを浮かせたり、上半身を大きく前へ倒したり、膝を内側や外側へ逃がしたりする動きです。
こうした動きが一時的に出ること自体が問題とは限りません。ただし、毎回同じ場所だけで補う状態が続いている場合は、足首だけではなく、膝や股関節まで確認しておくとよいでしょう。
足首の硬さだけで膝痛・腰痛を決めつけない
ここで気をつけたいのが、「膝が痛いのは足首が硬いせいだ」と決めつけないことです。
膝や腰の痛みには、筋力、関節の状態、姿勢、活動量、過去のケガなど、複数の要因が関係すると考えられています。
足首の硬さはそのひとつとして確認する価値がありますが、膝・股関節・骨盤なども含め、体全体の動きを見ることが大切です。
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自分の足首は硬い?自宅でできる簡単セルフチェック
「自分の足首が硬いのか、いまいちわからない」という方も多いと思います。
足首の硬さは専門的な測定をしなければ正確には判断できませんが、自宅でも動きの目安を確認する方法はあります。大切なのは、無理に曲げて「何センチなら正常」と決めるのではなく、左右差や動かしたときの感覚も一緒に見ることです。
まずはかかとを床につけたまましゃがんでみる
最初に試しやすいのが、しゃがみ込みです。
両足を床につけた状態から、かかとが浮かないようにゆっくり腰を下げてみましょう。
「どうしてもかかとが浮きます」
その場合、日本整形外科学会では、ふくらはぎの筋肉や足首の関節が硬く、背屈が制限されている可能性があると言われています。
ただし、しゃがみにくさは股関節や膝、バランスなどにも左右されるため、このチェックだけで足首の硬さを判断することはできません。
引用元:https://www.joa.or.jp/public/motion/heel.html
後ろへ倒れそうになるかも確認する
しゃがんだときに「後ろへひっくり返りそう」と感じる人もいます。
足首を前へ十分に曲げられないと、体の重心を前へ移動させにくくなり、バランスを取りづらくなる場合があります。
ただ、ここでも足首だけが原因とは限りません。股関節の柔軟性やしゃがむ動作に慣れているかどうかでも違いが出るため、「できない=異常」という意味ではないと考えてください。
壁を使って左右の足首を比べる
もうひとつ試しやすいのが、壁を使ったチェックです。
壁の前に立ち、片足を前へ出します。前足のかかとを浮かせないようにしながら、膝をゆっくり壁へ近づけてみてください。
「右は楽なのに、左だけ前へ行きづらい」という場合は、左右の背屈に差がある可能性があります。
何センチ動けば必ず正常というより、まずは左右で大きな差がないかを見る方法として使うとわかりやすいでしょう。
詰まり感やふくらはぎの張りにも注目する
動く角度だけでなく、「どこで止まる感じがするか」も見ておきましょう。
足首の前側に詰まる感じがするのか、それともふくらはぎやアキレス腱周辺が強く張るのかによって、硬さを感じる場所が違います。
また、過去に捻挫した側だけ動かしにくい、痛みや腫れがあるといった場合は、無理にセルフチェックを続けないようにしてください。明らかな可動域制限がある場合、日本整形外科学会では整形外科専門医への来院が必要なケースもあるとされています。
引用元:https://www.joa.or.jp/public/motion/heel.html
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足首が硬くなる原因は?筋肉・生活習慣・過去のケガとの関係
「昔はもっと足首が動いていたのに、最近しゃがみにくくなった気がする」という方もいるのではないでしょうか。
足首が硬くなる背景には、ひとつの原因だけではなく、筋肉の柔軟性や普段の生活習慣、歩き方など、いくつかの要素が関係していると言われています。
ふくらはぎやアキレス腱周辺の柔軟性が低下している
「足首なのに、ふくらはぎも関係するんですか?」と思うかもしれません。
足首を上方向へ曲げる「背屈」という動きには、ふくらはぎやアキレス腱周辺の柔軟性が関係しています。日本整形外科学会でも、かかとをつけたまましゃがめない場合、ふくらはぎの筋肉や足首の関節が硬く、背屈が制限されている可能性があるとされています。
特に、「しゃがむとかかとが浮く」という方はチェックしておきたいポイントです。
引用元:日本整形外科学会「かかとはつけたまま? あがってもいい?」 (日本オペラ協会)
デスクワークや運動不足で足首を動かす機会が減っている
「特にケガをした覚えはないけれど、なぜか硬い」というケースもあります。
参考記事では、長時間のデスクワークや車での移動などによって運動量が減ると、足首を曲げ伸ばしする機会そのものが少なくなると言われています。
以前に比べて、深くしゃがむ動作を日常生活で行う機会も少なくなっています。そのため、「運動していないだけだから関係ない」と考えるのではなく、普段どれくらい足首を動かしているか振り返ってみるとよいでしょう。
引用元:スポーツナビ「足首が固いと、どんなデメリットがある?足首が固くなる原因は3つ」 (スポーツナビ)
歩き方・立ち方・履物も足首の動きに関係する
「毎日歩いているから、足首は動かせているはず」と思いますよね。
ところが、歩いていても足首を十分に曲げ伸ばしできているとは限りません。参考記事では、足を引きずるような歩き方や、ブーツ・ヒールなどを履く生活では、足首を十分に使えていないケースがあると言われています。
また、不適切な靴は足の障害が生じる背景のひとつになることも日本整形外科学会で紹介されています。
毎日の歩き方や靴は、意外と見落とされやすいポイントです。
引用元:スポーツナビ (スポーツナビ)
引用元:日本整形外科学会「足の慢性障害」 (日本オペラ協会)
過去の捻挫やケガ、加齢が関係している場合もある
「昔の捻挫だから、もう関係ないですよね?」と考える方もいます。
足首の捻挫では靱帯や腱などの軟部組織を傷めることがあり、過去のケガがある方は、痛みだけでなく動かしにくさや左右差も確認しておきたいところです。
また、参考記事では加齢に伴って関節や筋肉の柔軟性が低下し、足首の動きが制限されやすくなると言われています。ただし、足首の硬さには複数の要因が関係するため、「年齢のせい」と決めつけず、筋肉・関節・歩き方などをまとめて確認することが大切です。
引用元:日本整形外科学会「捻挫」 (日本オペラ協会)
引用元:スポーツナビ (スポーツナビ)
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硬い足首を改善する方法|ストレッチ・運動と相談したい症状
「足首が硬いなら、とにかくグイグイ伸ばせばいいですか?」
これは少し注意したいところです。
足首の硬さが気になる場合、無理に関節を曲げるのではなく、ふくらはぎの柔軟性や足首を動かす習慣などを少しずつ見直すことが大切だと言われています。痛みがある場合は、自己判断で強くストレッチしないようにしましょう。
まずはふくらはぎを痛くない範囲で伸ばす
足首の背屈がしづらい方では、ふくらはぎ周辺の柔軟性が関係している場合があります。
「どうやって伸ばせばいいですか?」
壁に手をつき、片足を後ろへ引いて、後ろ足のかかとを床につけたまま体重を前へ移す方法があります。ふくらはぎが心地よく伸びる程度で止め、反動をつけないことがポイントです。
日本整形外科学会でも、ふくらはぎや足首の硬さがみられる場合、ストレッチングによって改善を目指す方法が紹介されています。
引用元:日本整形外科学会「保護者・養護教諭・学校医向けFAQ」 (日本オペラ協会)
足首を動かす習慣を日常生活に取り入れる
「ストレッチだけすればいいんでしょうか?」
それだけではなく、普段から足首を動かす機会を作ることも意識したいところです。
椅子に座ってつま先を上げ下げしたり、足首をゆっくり動かしたりする方法なら、日常生活にも取り入れやすいでしょう。
参考記事では、運動不足によって足首周辺の筋肉や腱が硬くなり、関節の柔軟性が低下する可能性があると言われています。そのため、「週末だけまとめて動かす」より、普段から無理のない範囲で動かす意識を持つことがひとつの方法です。
引用元:スポーツナビ (スポーツナビ)
足首だけでなく足裏・膝・股関節も確認する
「足首が硬いなら、足首だけをほぐせばいい」と考えがちですが、体はそれぞれの関節が連動しながら動いています。
しゃがみにくさひとつを見ても、日本整形外科学会では足首だけでなく、股関節や膝関節、ふくらはぎの筋肉、バランスなど複数の要因が関係する可能性があるとされています。
そのため、足首ばかり強く動かすのではなく、足裏の状態や膝・股関節の動き、左右差なども一緒に確認するとよいでしょう。
引用元:日本整形外科学会 (日本オペラ協会)
痛みや腫れがあるときは無理に伸ばさない
ストレッチ中に「痛いけれど、効いている気がする」と我慢してしまう方もいます。
しかし、強い痛みがある状態で無理に足首を曲げたり伸ばしたりするのは避けたいところです。
特に、強い痛みや腫れ、しびれ、明らかな左右差がある場合や、過去に捻挫などのケガをしてから動きづらさが続いている場合は、セルフケアだけで判断しないことが大切です。日本整形外科学会でも、明らかに足首の関節の可動性が悪い場合には、整形外科専門医への来院が必要とされています。
「ストレッチを続けても変わらない」「日に日に痛みが強くなる」という場合も、一度専門家に状態を確認してもらうことを検討しましょう。
引用元:日本整形外科学会 (日本オペラ協会)
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サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員
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