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腰痛で動けないほど痛くなるのはなぜ?

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「腰が痛くて起き上がれない」「少し動こうとするだけでズキッとする」となると、不安になりますよね。腰痛で動けないほど痛くなる背景には、筋肉だけでなく関節や神経、骨など、さまざまな組織が関係していると言われています。

強い痛みで腰の筋肉が防御的に緊張する

腰に急な痛みが出たとき、体はそれ以上動かさないように周囲の筋肉を緊張させることがあります。

「痛いから動けない」というだけではなく、「動くともっと痛くなりそう」と体が防御するような状態になるイメージです。腰の筋肉が強くこわばると、寝返りや立ち上がり、前かがみといった普段なら何気なく行っている動作もしづらくなることがあります。

そのため、無理やり腰を伸ばしたり、強く揉んだりするのは避けたほうがよいケースもあります。

ぎっくり腰などの急性腰痛で動作が難しくなる

「物を持った瞬間に腰が痛くなった」というケースだけでなく、「朝起きたら突然痛かった」という場合もあります。

一般的にぎっくり腰と呼ばれる急性腰痛では、体勢を変えた瞬間や立ち上がるときなどに強い痛みが現れ、歩くことさえ難しくなることがあると言われています。

参考記事でも、重い物を持ったなどの明確なきっかけがなくても、突然強い腰痛が起こる可能性があると紹介されています。

腰だけでなく神経や骨の問題が隠れていることもある

「ただのぎっくり腰かな」と思っていても、必ずしも筋肉や関節だけが原因とは限りません。

日本整形外科学会では、腰痛の背景として腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、骨折などのほか、血管や泌尿器、消化器などの病気が関係する場合もあるとされています。

特に、脚の強いしびれや力の入りにくさ、発熱、安静にしていても続く痛みなどがある場合は、自己判断だけで様子を見ないことも大切です。

引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/kyu-youtsu/
引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbago.html

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腰痛で動けないときに考えられる主な原因

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「腰痛で動けない=ぎっくり腰」と考える方は多いかもしれません。ただ、強い腰痛が起こる原因は一つではないと言われています。年齢や痛みが出たきっかけ、脚のしびれの有無などによって、考えられる状態は変わってきます。

ぎっくり腰(急性腰痛)

突然腰に強い痛みが出て、立ち上がったり歩いたりするのが難しくなる代表的な状態が、いわゆるぎっくり腰です。

「重い物なんて持っていないのに?」と思うかもしれませんが、くしゃみや寝返り、立ち上がりなどの日常的な動作をきっかけに痛みが出るケースもあると言われています。

腰椎椎間板ヘルニア

腰痛に加えて、お尻から脚にかけて痛みやしびれがある場合には、腰椎椎間板ヘルニアなど神経が関係する状態も考えられます。

椎間板の一部が突出し、神経に影響すると、脚の痛みやしびれ、力の入りにくさなどが現れることがあると言われています。

腰椎圧迫骨折

高齢の方や骨粗しょう症がある方で突然強い腰痛が出た場合には、圧迫骨折にも注意が必要です。

「転んでいないから骨折ではないだろう」と思いがちですが、骨が弱くなっている場合には、大きな外傷がなくても圧迫骨折が起こることがあると言われています。

腰部脊柱管狭窄症やすべり症

腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症では、腰だけでなく脚の痛みやしびれ、歩きづらさが現れるケースがあります。

特に「歩いていると脚がつらくなり、休むと少し楽になる」といった症状がある場合は、腰から出る神経が関係している可能性も考えられます。

内臓・血管など腰以外の病気

腰が痛いからといって、原因が必ず腰にあるとは限りません。

日本整形外科学会では、血管や泌尿器、婦人科、消化器などの病気でも腰痛が現れる場合があるとされています。発熱や腹痛、吐き気など腰以外の症状を伴う場合には、早めに医療機関へ相談することが大切です。

引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/kyu-youtsu/
引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbago.html

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腰痛で動けないときに自宅でできる対処法

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「腰が痛くて動けない。今は何をしたらいい?」というのが、一番知りたいところではないでしょうか。強い腰痛が出た直後は、無理にいつも通り動こうとせず、まず痛みが強くならない姿勢を探すことが大切と言われています。一方で、何日も寝たまま過ごせばよいというわけでもありません。

まずは無理に立ち上がらず楽な姿勢を探す

強い痛みがあるときに「動いたほうがいいらしい」と無理やり立ち上がる必要はありません。

まずは深呼吸しながら、痛みが少ない姿勢を探してみましょう。寝返りや起き上がりでも痛みが強く出る場合は、動作をゆっくり行うことがポイントです。

横向きや膝を曲げた姿勢など腰が楽な体勢をとる

横向きで膝を軽く曲げたり、仰向けで膝の下にクッションを入れたりすると、腰への負担を減らしやすいと言われています。

ただし「この姿勢なら絶対に楽」というものではありません。痛みが増える姿勢は避け、ご自身が比較的楽に感じる体勢を選びましょう。

痛みが落ち着いてきたら可能な範囲で少しずつ動く

「腰痛ならずっと寝ていたほうがいいのでは?」と思いますよね。

腰痛診療ガイドライン2019では、一般的な急性腰痛について、長期間の安静よりも活動性を維持するほうが、痛みの軽減や体の機能回復という点で有用とされています。

つまり、強い痛みがある瞬間は無理をせず、少し落ち着いてきたらトイレまで歩くなど、できる範囲から動きを戻していく考え方が大切です。

冷やす・温めるは状態に合わせて判断する

急な腰痛では「冷やすべき?温めるべき?」と迷うところです。

参考記事では強い痛みに対するアイシングが紹介されていますが、腰痛の状態は人によって異なるため、一律に冷却・温熱のどちらかが適しているとは言い切れません。使って痛みが増す場合は中止しましょう。

市販薬やコルセットを使う場合の注意点

市販の鎮痛薬やコルセットを利用する方法もありますが、持病や服用中の薬がある方は、自己判断せず医師や薬剤師へ確認することをおすすめします。

また、脚に力が入らない、しびれが急に強くなった、尿が出にくい、発熱があるなどの場合は、自宅で様子を見るより医療機関への来院を優先してください。

引用元:https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/kyu-youtsu/
引用元:https://minds.jcqhc.or.jp/common/summary/pdf/c00498.pdf
引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbago.html

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動けないほど腰が痛いときにやってはいけないこと

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「腰痛で動けないけれど、頑張って動いたほうがいいのかな?」と迷う方も多いでしょう。急な腰痛では、まったく動かない状態を長く続けることも、痛みを我慢して無理に動くことも避けたほうがよいと言われています。大切なのは、その時の症状に合わせて行動することです。

痛みを我慢して無理に歩く・立ち上がる

腰痛で動けないほど強い痛みがあるときに、「仕事に行かないと」「トイレまで歩かなければ」と勢いよく立ち上がるのはおすすめできません。

参考記事でも、歩けないほどの腰痛がある状態で無理に行動すると、症状が悪化する可能性があると紹介されています。まずは痛みが比較的少ない姿勢を見つけ、起き上がる場合も横向きになってから手を使うなど、腰への負担を減らしましょう。

自己流で強く揉む・無理なストレッチをする

「筋肉が固まっているなら揉めばいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、腰痛の原因は筋肉だけとは限らないと言われています。

強く揉んだり、痛みを我慢してストレッチしたりすると、かえって痛みが強くなるケースも考えられます。特に原因がはっきりしない急な腰痛では、「効きそうだから」と刺激を加え過ぎないほうが安心です。

痛みが強い状態で腰を大きくひねる・反らす

腰を大きくひねったり、反らしたりする動きも注意したいところです。

「動かせばほぐれるだろう」と体操を始めたくなることもありますが、動作によって鋭い痛みが出る場合には無理をしないようにしましょう。まずは痛みが出にくい範囲で姿勢を変えるところから始めることが大切と言われています。

長期間ほとんど動かず寝たまま過ごす

一方で、「腰痛だから何日も寝ていよう」という考え方にも注意が必要です。

腰痛診療ガイドライン2019では、一般的な急性腰痛について、長く安静にするよりも可能な範囲で活動性を維持するほうが、疼痛軽減や体の機能回復という面で有用とされています。

強い痛みがある間は無理をせず、少し落ち着いてきたらトイレまで歩く、短時間立つなど、症状を確認しながら日常動作へ戻していく考え方がよいでしょう。

しびれや麻痺などの危険な症状を放置する

腰痛と一緒に脚の強いしびれや力の入りにくさが現れている場合は、「ぎっくり腰だから」と決めつけないことも重要です。

日本整形外科学会では、下肢のしびれや脱力、尿漏れ、発熱、安静時にも軽くならない痛みなどを伴う場合には、放置せず速やかに整形外科へ相談することが必要とされています。いつもの腰痛と明らかに違う場合には、早めの来院を考えましょう。

引用元:住吉鍼灸院・接骨院「歩けないほどの腰痛を急に感じる原因&対処法」
引用元:日本整形外科学会「腰痛」
引用元:腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版

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腰痛で動けないときは何科?すぐに来院したい症状と相談目安

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「腰痛で動けないとき、整骨院?整形外科?それとも救急?」と迷うことがありますよね。腰痛には筋肉や関節だけでなく、神経や骨、場合によっては内臓や血管などが関係しているケースもあると言われています。そのため、強い腰痛に加えて普段とは違う症状がある場合には、医療機関へ相談することが大切です。

まず相談するなら整形外科が基本

腰痛で動けないほど痛みが強く、原因がわからない場合には、まず整形外科への相談が選択肢になります。

日本整形外科学会では、腰痛の原因を確認する際、必要に応じてレントゲンやMRI、血液・尿検査などが行われると紹介されています。特に突然の強い痛みや脚の症状を伴う場合には、自己判断だけで長く様子を見ないようにしましょう。

足のしびれ・力が入らない場合

腰痛に加えて、「お尻から脚までしびれる」「片脚に力が入りにくい」「歩こうとすると脚がもつれる」といった症状がある場合は注意が必要です。

腰から出る神経が影響を受けている可能性も考えられると言われています。しびれが急に強くなった場合や、明らかな筋力低下を感じる場合には、早めに医療機関へ相談しましょう。

排尿・排便に異常がある場合

「尿が出にくい」「尿漏れが突然起こった」「排泄の感覚がおかしい」といった変化を伴う腰痛は、見逃したくない症状の一つです。

日本整形外科学会でも、腰痛と尿漏れなどを伴う場合には、放置せず速やかに整形外科へ相談するよう案内しています。こうした症状では、通常の腰痛と同じように自宅だけで様子を見るのは避けましょう。

発熱や安静時にも続く強い痛みがある場合

横になって休んでも痛みが軽くならない、時間とともに悪化する、発熱を伴うといった場合も注意してください。

腰痛は運動器だけが原因とは限らず、感染症や内臓などの病気によって現れる場合もあると言われています。「動いていないのにずっと痛い」という場合には、一度医療機関で確認してもらうことが大切です。

転倒後や高齢者で突然強い腰痛が出た場合

高齢の方や骨粗しょう症を指摘されている方では、転倒後の腰痛だけでなく、軽い動作をきっかけに圧迫骨折が起こるケースもあると言われています。

「転んでいないから大丈夫」とは限りません。これまで経験したことのないような強い痛みが突然出た場合には、早めの相談をおすすめします。

痛みが改善せず日常生活に戻れない場合

危険な症状がなくても、腰痛で起き上がれない、仕事や家事ができない状態が続くのであれば、そのまま我慢する必要はありません。

数日たってもほとんど変化がない、むしろ痛みが強くなっているという場合には、一度原因を確認してもらうとよいでしょう。特に、安静時の強い痛み、発熱、脚のしびれや脱力、排尿・排便の異常がある場合には、早めの来院が重要と言われています。

引用元:日本整形外科学会「腰痛」
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「歩けないほどの腰痛を急に感じる原因&対処法」

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サイト監修者

339944988_920863749130132_477700432664946713_n坂口和也
さかぐち整骨院 院長

柔道整復師

2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。

柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。

読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。

【保有資格】

柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員


 

 

 

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