なで肩は骨格が原因?鎖骨・肩甲骨との関係
・なで肩とはどのような状態?
・なで肩に関係する鎖骨・肩甲骨の位置
・生まれつきの骨格だけで決まるとは限らない
「なで肩って、やっぱり生まれつきの骨格だから変わらないの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
たしかに、なで肩の見た目には鎖骨の角度や肩甲骨の位置など、骨格的な特徴が関係する場合があると言われています。ただ、肩のラインは骨格だけで決まるわけではありません。姿勢や肩甲骨の位置、肩まわりの筋肉の状態なども関係すると考えられています。
そのため、「骨格だから仕方がない」と最初から決めつけるのではなく、まずは肩がどのような状態になっているのかを確認してみることが大切です。
なで肩とはどのような状態?
「そもそも、自分は本当になで肩なのかな?」と思うこともありますよね。
なで肩とは一般的に、首の付け根から肩先へ向かって、肩のラインが下がって見える状態を指します。反対に、肩のラインが比較的水平だったり、肩先が高く見えたりする場合は、なで肩とは異なる印象になります。
ただし、見た目だけでは「骨格が原因なのか」「姿勢の影響なのか」まではわかりません。鏡を見て肩が下がっているからといって、すぐに生まれつきの骨格だと判断しないことがポイントです。
引用元:整体おすすめセレクト「なで肩 骨格 原因や特徴・改善方法を専門家が解説」
なで肩に関係する鎖骨・肩甲骨の位置
なで肩を考えるときに注目したいのが「鎖骨」と「肩甲骨」です。
「肩なのに、どうして鎖骨が関係するの?」と思うかもしれません。鎖骨は胸の中央にある胸骨から肩甲骨へつながっており、肩や腕を支える肩甲帯の一部です。肩甲骨も単独で固定されているわけではなく、周囲の筋肉によって複雑にコントロールされていると言われています。
つまり、なで肩を見る際は肩先だけではなく、鎖骨がどのような角度になっているか、肩甲骨がどの位置にあるかも確認する必要があります。
「肩が下がって見える=肩だけの問題」と考えず、鎖骨・肩甲骨を含めた肩まわり全体を見ることが大切です。
引用元:J-STAGE「鎖骨,肩甲骨のバイオメカニクス」
引用元:東大阪病院「鎖骨とはどのような骨ですか?」
生まれつきの骨格だけで決まるとは限らない
「親もなで肩だから、自分も骨格が原因なのでは?」と考える方もいるでしょう。
なで肩には、生まれ持った骨格が関係する場合があると言われています。一方で、参考記事では筋力や姿勢なども原因として挙げられており、後天的な要素が肩の見え方に影響する可能性も考えられます。
たとえば、デスクワークやスマートフォンを見る時間が長く、背中が丸まって肩が前へ入る姿勢が続いている方もいます。このような場合、「生まれつきだから改善できない」と決めつけるのは早いでしょう。
ただし、ストレッチや筋トレによって生まれ持った骨の形そのものを自由に変えられるわけではありません。大切なのは、骨格そのものと、姿勢や筋肉によって変化する肩の見え方を分けて考えることです。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
引用元:小林整骨院「なで肩の治し方が知りたい!原因や対処法を紹介」
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なで肩になる主な原因
・生まれつきの骨格や体の特徴
・猫背・巻き肩など日常生活での姿勢
・肩甲骨を支える筋肉のバランス
「なで肩は骨格が原因だから、ずっとこのままなの?」と考えている方もいるかもしれません。なで肩には生まれ持った骨格が関係するケースがある一方、参考記事では筋力の低下や姿勢など、後天的な要素も関係すると言われています。
つまり、見た目だけで「生まれつき」と決めるのは少し早いでしょう。猫背や巻き肩になっていないか、肩甲骨まわりの筋肉がうまく使えているかなど、普段の姿勢や生活習慣まで含めて考えることがポイントです。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
生まれつきの骨格や体の特徴
「子どもの頃からずっとなで肩だった」という方の場合、生まれ持った骨格や体の特徴が肩のラインに関係している可能性があります。
なで肩の見た目には鎖骨の角度や肩甲骨の位置などが関係し、遺伝的な要素が影響するケースもあると言われています。
ただし、ここで気をつけたいのが「骨格=すべての原因」と考えないことです。同じような骨格でも、筋肉のつき方や姿勢によって肩の見え方には違いが出る可能性があります。そのため、生まれつきだから何をしても変わらない、と決めつける必要はありません。
引用元:整体おすすめセレクト「なで肩 骨格 原因や特徴・改善方法を専門家が解説」
猫背・巻き肩など日常生活での姿勢
「昔より肩が下がって見える気がする」という場合は、毎日の姿勢にも目を向けてみましょう。
デスクワークやスマートフォンの使用などで前かがみの時間が長くなると、猫背や肩が前方へ入り込んだ姿勢になりやすくなります。日本整形外科学会でも、猫背や前かがみ、長時間同じ姿勢を続けることなどは肩こりの原因として挙げられています。
「姿勢なんて、なで肩と関係あるの?」と思いますよね。しかし、肩のラインは肩甲骨の位置とも関係するため、骨格だけを見るのではなく、普段どのように座り、立っているかを確認することも大切です。
引用元:日本整形外科学会「肩こり」
肩甲骨を支える筋肉のバランス
もう一つ確認したいのが、肩甲骨まわりの筋肉です。
肩甲骨は周囲にある複数の筋肉によって支えられています。参考記事では、なで肩には筋力の低下も関係すると言われています。 また、僧帽筋は首から肩、背中にかけて広がっている筋肉で、肩まわりの状態を考えるうえでも重要です。
「じゃあ、肩を鍛えればいいの?」というと、単純にそうとは限りません。筋肉は強さだけではなく、柔軟性や使い方、左右のバランスなども確認する必要があります。
なで肩が気になる場合は、骨格・姿勢・肩甲骨まわりの筋肉を一つずつ確認していくと、自分の肩がなぜ下がって見えるのかを整理しやすくなるでしょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
引用元:日本整形外科学会「肩こり」
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自分のなで肩が骨格によるものかセルフチェックする方法
・鏡で肩のラインと左右差を確認する
・鎖骨の角度と肩甲骨の位置を確認する
・姿勢を変えたときに肩のラインが変化するか確認する
「自分のなで肩は生まれつきの骨格?それとも姿勢の問題?」と気になりますよね。見た目だけで原因を判断するのは難しいものの、肩のラインや鎖骨、肩甲骨、姿勢による変化を確認すると、自分の状態を知る一つのきっかけになります。
参考記事でも、なで肩には遺伝的な要素だけでなく、筋力や姿勢などが関係すると言われています。セルフチェックはあくまで目安として行い、「なで肩=骨格」と決めつけないことが大切です。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
鏡で肩のラインと左右差を確認する
まずは鏡の前に自然な姿勢で立ってみましょう。このとき、無理に胸を張ったり肩を持ち上げたりせず、普段どおりに立つのがポイントです。
「どこを見ればいいの?」という方は、首の付け根から肩先までのラインを左右それぞれ確認してみてください。肩先に向かって大きく下がって見えるか、左右で高さに違いがないかをチェックします。
ただし、人の体には多少の左右差がみられることもあります。肩の高さが違うだけで異常と判断するのではなく、「いつも同じ側だけ下がっている」「最近になって左右差が気になる」といった変化にも目を向けてみましょう。
鎖骨の角度と肩甲骨の位置を確認する
次は鎖骨と肩甲骨です。鎖骨と肩甲骨は肩甲帯を構成しており、肩を動かす際にはそれぞれが連動すると言われています。
鏡の前で力を抜き、左右の鎖骨がどのような角度になっているか見比べてみましょう。さらに可能であれば、家族などに後ろから肩甲骨の高さや左右差を見てもらう方法もあります。
「肩先だけ見ればいい」と思いがちですが、なで肩の骨格を考える際には、鎖骨や肩甲骨を含めて確認することがポイントです。
姿勢を変えたときに肩のラインが変化するか確認する
最後に試してほしいのが、姿勢による肩のラインの変化です。
普段の姿勢で肩を確認したあと、背中を無理に反らさない程度に姿勢を整えてみてください。その状態で肩の見え方に変化があるかを比べます。
参考記事では、姿勢の悪さもなで肩に関係する要素の一つと言われています。そのため、姿勢を整えたときに肩の見え方が変化する場合は、骨格だけでなく普段の姿勢や筋肉の使い方なども関係している可能性が考えられます。
ただし、この方法だけで原因を特定できるわけではありません。強い肩こりや首・肩の痛み、しびれなどを伴う場合は、自己判断を続けず専門家へ相談することも検討しましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
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なで肩を改善するためにできること
・肩甲骨まわりを動かすストレッチ
・肩まわりを支える筋肉を鍛える
・猫背・巻き肩になりにくい姿勢を意識する
「なで肩は骨格だから、何をしても変わらないのでは?」と思っていませんか。生まれ持った骨の形そのものをストレッチや筋トレで変えることは難しいものの、参考記事では、姿勢や筋肉の状態が関係している場合には、ストレッチや筋力トレーニング、生活習慣の見直しが大切だと言われています。
つまり、骨格だけに注目するのではなく、「肩甲骨が動きやすいか」「肩まわりの筋肉を使えているか」「普段どんな姿勢で過ごしているか」を見直すことがポイントです。無理に肩を引き上げるのではなく、自分の状態に合わせて少しずつ取り組んでみましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
肩甲骨まわりを動かすストレッチ
「まず何から始めたらいい?」という方は、肩甲骨まわりをゆっくり動かすことから始めてみてください。
たとえば、背すじを楽に伸ばした状態で両肩をゆっくり後ろへ回したり、胸を開きながら左右の肩甲骨を軽く寄せたりします。痛みのない範囲で行い、呼吸を止めないことも意識しましょう。肩甲骨は腕の動きに合わせて動き、僧帽筋や前鋸筋などの筋肉が関わっていると言われています。
「強く伸ばしたほうが効きそう」と感じるかもしれませんが、無理は禁物です。痛みが出た場合は中止し、気持ちよく動かせる範囲から続けてみるのがおすすめです。
肩まわりを支える筋肉を鍛える
ストレッチと一緒に考えたいのが、肩甲骨や肩まわりを支える筋肉です。
「肩を鍛えれば、なで肩が改善するの?」と疑問に感じますよね。参考記事では、筋力の低下もなで肩に関係する要素として挙げられており、肩まわりの筋力トレーニングを取り入れる方法が紹介されています。
ただ、重いダンベルをいきなり持つ必要はありません。肩甲骨を寄せて戻す運動など、まずは自分でコントロールできる負荷から始める方法があります。
また、肩こりには僧帽筋をはじめ複数の筋肉が関係すると言われています。筋肉をただ大きくすることだけを目的にせず、肩甲骨を無理なく動かせる状態を目指すことも意識してみましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
引用元:日本整形外科学会「肩こり」
猫背・巻き肩になりにくい姿勢を意識する
「ストレッチをしているのに、また肩が前に戻ってしまう」という方は、普段の姿勢も確認してみましょう。
日本整形外科学会では、猫背や前かがみ、長時間同じ姿勢を続けることなどが肩こりの原因として挙げられています。 デスクワークやスマートフォンを見る時間が長い方は、知らないうちに頭や肩が前へ出ていることもあるでしょう。
座るときは無理に胸を張るのではなく、背中を丸めすぎない楽な姿勢を意識してみてください。そして、長時間同じ姿勢を続けず、ときどき立ったり肩を動かしたりすることも大切です。
なで肩の改善を目指すなら、ストレッチ・筋力トレーニング・日常の姿勢をセットで見直すことが一つの方法と言われています。骨格だけを理由に諦めず、続けやすいところから取り入れてみてはいかがでしょうか。
引用元:日本整形外科学会「肩こり」
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
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なで肩が改善しないときの対処法とよくある質問
・生まれつきの骨格でもなで肩は改善できる?
・筋トレをすると肩幅を広く見せられる?
・肩こり・首こり・痛みがある場合はどうする?
「ストレッチや筋トレを続けているのに、なで肩があまり変わらない」と悩む方もいますよね。参考記事では、なで肩には姿勢や筋力だけでなく、遺伝的な骨格の特徴なども関係すると言われています。
そのため、セルフケアを続けても見た目が思うように変化しないケースも考えられます。大切なのは「なで肩を完全になくす」ことだけにこだわらず、姿勢や肩甲骨の動き、肩こりなど困っている症状を整理することです。特に痛みやしびれまである場合は、なで肩だけが原因とは限らないため注意しましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
生まれつきの骨格でもなで肩は改善できる?
「生まれつきなら、もう改善できない?」という疑問は多いでしょう。
参考記事では、なで肩には遺伝による骨格の特徴が関係する場合がある一方、筋力低下や姿勢なども原因になると言われています。 つまり、骨の形そのものをセルフケアで変えることと、姿勢や筋肉の状態を整えて肩の見え方を変えていくことは、分けて考える必要があります。
生まれ持った骨格が関係している場合でも、猫背や巻き肩などが重なっているのであれば、姿勢や筋肉へアプローチする余地はあると考えられます。「骨格だから何をしても無駄」と決めつけず、自分の場合は何が影響しているのか確認することが第一歩です。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
筋トレをすると肩幅を広く見せられる?
「肩幅をもう少し広く見せたいから、筋トレをしたい」という方もいるのではないでしょうか。
筋トレによって骨格そのものの肩幅を自由に広げられるわけではありません。ただし、肩まわりの筋肉を鍛えることで筋肉量が増えれば、外見上のシルエットが変化する可能性はあります。
また、参考記事では、なで肩への対策として僧帽筋などを意識した筋力トレーニングが紹介されています。 とはいえ、肩だけを強く鍛えればよいとは限りません。肩甲骨の動きや姿勢も確認しながら、無理のない負荷から続けることがおすすめです。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院「なで肩の治し方『生まれつき』は嘘?」
肩こり・首こり・痛みがある場合はどうする?
「見た目よりも、肩こりや首こりのほうがつらい」という場合はどうでしょうか。
日本整形外科学会では、なで肩のほか、猫背・前かがみ、運動不足、長時間同じ姿勢を続けることなどが肩こりの原因になると言われています。また、肩こりの背景には頚椎や肩関節などの疾患が隠れている場合もあるとされています。
そのため、強い痛みが続く、肩が動かしづらい、腕や手にしびれがあるといった場合は、「なで肩だから仕方がない」と自己判断しないことが大切です。見た目の改善だけを目的に無理なストレッチや筋トレを続けるのではなく、医療機関へ相談して必要な検査を受けることも検討してください。
引用元:日本整形外科学会「肩こり」
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サイト監修者 柔道整復師 2006年に大阪府枚方市で「さかぐち整骨院」を開院。整骨院勤務時代を含め、長年にわたり腰痛や坐骨神経痛、姿勢の乱れなど、さまざまな身体の不調に向き合ってきました。 柔道整復師としての知識と施術経験をもとに、骨格・筋肉・筋膜・神経・身体の動かし方などを多角的に確認し、記事の内容を監修しています。 読者の皆さまが身体について正しく理解し、安心してセルフケアや専門家への相談を検討できるよう、わかりやすく信頼できる情報発信を心がけています。 【保有資格】 柔道整復師/AJCAカイロプラクター/リラクセンスボディーセラピスト/パーソナルトレーナー/食生活アドバイザー/機能訓練指導員








